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ケータイはもはや電話ではなくメール端末?~ネットエイジア調べ


 モバイルリサーチを展開するネットエイジアは22日に、「ケータイとライフスタイル」についての自主調査の結果を公表した。

 1月7日~10日に15歳~24歳100名、25歳~29歳100名、30歳~39歳100名の計300名(男性・女性、各150名)を対象に、携帯電話によるインターネットリサーチを実施した。ちなみにキャリアの内訳はNTTドコモ50.3%、au35.7%、ソフトバンク14.0%。

 まずケータイを初めて持った年代については「16歳~18歳」が最多で32.7%。次いで「19歳~24歳」35.7%、以下、「13歳~15歳」13%、「25歳~29歳」9%となった。初めて所有したのは「携帯電話かPHSか」という質問に対して全体では「携帯電話」が81.7%となっている。10代回答者では「PHS」との回答が4.2%、20代前半は10.5%。しかし、20代後半から上の年代では「PHS」の回答比率が高くなり、20代後半で24%、30代で22%となっておりPHSの衰退を示す結果ともなった。

 「ケータイといえば自分にとって何のための道具か?」という質問を複数回答形式で聞いた。全体でもっとも多かった回答は「メールするため」で80.3%。2位は「話すため」で68%、以下「コミュニケーションするため」53.3%、「遊び」40.3%、「生活必需品」27%、「仕事道具」26%と続いている。この質問を複数回答ではなく、もっとも当てはまるものとして単一回答で聞くと、トップは複数回答と同様「メールするため」で31.7%。2位は順位が変動し「コミュニケーションするため」との回答で24%、3位が「話すため」で18%だった。

 年代別で見ても10代では、「メールするため」37.5%、「コミュニケーションするため」25%、「遊び」12.5%の順。20代前半では「メールするため」の割合が39.5%、「コミュニケーションするための道具」27.6%、「話すため」10.5%、「遊び」9.2%とメール重視の結果。30代ではじめて「メールするため」と「話すため」が同率23%となったが、他回答も他年代に比べ多く分散する結果となった。

 「ケータイ」「パソコン」「ゲーム機」「テレビ」のうち、一番取り上げられたら困る機器を聞いたところ、全体では「ケータイ」が56%でもっとも多く、次いで「テレビ」22.7%、3位に「パソコン」20.3%となっている。「ゲーム機」は1%。年代別で見るとやや違いが出ている。10代では「ケータイ」と回答した比率が70.8%で他の年代に比べ高く、「パソコン」が20.8%、「テレビ」は僅か8%だった。20代では「ケータイ」がトップ(52.8%)で2位に「パソコン」(23.9)、30代では「ケータイ」(58%)に次いで「テレビ」が26%となっているとのこと。
(2008.1.22/RBB TODAY )

by fbitnews2006-6 | 2008-01-23 08:08 | 周辺機器  

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