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マイクロソフト、DB管理ソフトを拡販-他社製品から移行推進


 マイクロソフト(MS、東京都渋谷区、ダレン・ヒューストン社長、03・4332・5300)は4日、データベース(DB)管理ソフト「SQLサーバ」の拡販戦略を発表した。SQLサーバ7・0の出荷以降堅持している年20%の成長率をさらに加速させ「3年間で売り上げ倍増を目指す」(五十嵐光喜業務執行役員)方針。実現に向け、他社製品からの移行キャンペーンなどの施策を順次始める。
 08年に予定するSQLサーバ2008の発売を前に事業拡大の布石を打つ。樋口泰行代表執行役兼最高執行責任者(COO)の肝いりで新設した「SQLサーバ戦略会議」を核に拡販施策を展開する。
 移行キャンペーンは米オラクルや米IBMといった競合品に照準を合わせる。08年6月までの期間限定で、移行ユーザーに対してライセンス料を最大50%割り引く。
 またライバル品を扱うオラクルDBの資格取得者に対し、短時間でSQLサーバの技術が習得できるセミナーを無料で提供。その上で1年間に1100人程度をマイクロソフトの技術認定資格に呼び込み戦力化する。現在60人のSQLサーバ関連のコンサルタントについても120人に増強していく。
 ビジネス分析(BI)市場での取り組みも強化。インターネット経由で受け取ったエクセルデータをSQLサーバで無償分析し、結果を報告する体験サービスサイトを同日付で立ち上げた。
(2007.9.5/日刊工業新聞)

by fbitnews2006-6 | 2007-09-05 11:57 | PC  

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