cciなど4社、ネット広告に特化した日本語解析処理エンジン開発
サイバー・コミュニケーションズ(cci)やNTTデータなど4社は26日、ネット広告向けに特化した日本語解析処理エンジンを共同で開発すると発表した。従来のネット広告の配信手法はサイトの単語の出現頻度などに応じたものだったが、開発に着手するエンジンはサイトの文章の意味を分析。インターネット閲覧者がより興味を持つネット広告の配信が実現するという。ビジネスに向けた展開では、開発エンジンを取り入れた「ハイブリッドターゲティング広告サービス」として10月の実用化を見込む。
新エンジン「スーパーなずき」を共同開発するのはcci、NTTデータのほか、クライテリア・コミュニケーションズ(東京都港区)とNTTアド(東京都品川区)。
NTTデータと言語理解研究所(徳島市)が共同で開発した日本語解析技術「なずき」をベースに、サイトの文章の意味を解析する機能を持たせる。
また、閲覧者の過去の閲覧履歴や志向性の変化を時系列に補足する機能についても搭載。ユーザーの要望に応じた的確なネット広告手法の確立を目指す。
(2007.6.27/日刊工業新聞)
by fbitnews2006-6 | 2007-06-27 11:22 | インターネット総合