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シャープ、録画もできるBDプレーヤー「BD-HP1」



 シャープは2月14日、「ハイブリッド録画機能」を搭載したBlu-ray Discプレーヤー「BD-HP1」を3月20日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は15万円前後。


 新製品はHDMIを利用して接続機器をコントロールする「AQUOSファミリンク」に対応、チューナーを搭載しないBlu-ray Discプレーヤーながらも、i.Linkで接続された対応テレビで視聴中、ないし視聴予約した番組を録画できる機能を持つ。

 テレビ/本製品間の音声/映像データについてはi.Link、機器制御についてはHDMI(AQUOSファミリンク)が用いられるスタイルだ。AQUOS以外のi.Link対応テレビとの動作については保証されておらず、他社製品との互換性については「i.Linkについては各社の“方言が強い”状態」(同社)という認識だ。

 録画可能なメディアはBD-RE(Ver2.1/1層のみ)。再生についてはBDビデオ(1層/2層)/BD-RE(1層のみ)/BR-R(1層/2層)をはじめ各種DVD、音楽CDなどの再生も可能だ。録画については1層までの対応となっているので、BDへの録画時間は地上デジタル(HD)時で約3時間、BSデジタル(HD)で約2時間10分となっている。

 同社製ハイビジョンレコーダーとi.Link接続することで、ハイビジョンレコーダーのHDDに収録されたデジタル放送のコンテンツをそのままBDディスクへムーブすることも可能だ(対応レコーダーは2004年2月以降に発売された同社製レコーダー)。

 画像処理エンジンについては新たに「1080p対応画像エンジン」を搭載しており、BDソフトの再生時には液晶テレビ AQUOSに最適な画像処理を施し、HDMIでの1080p出力が行える。音声についてもDolby Digital Plus、Dolby TureHD、DTS-HDといったサラウンドフォーマットに対応しており、最大7.1chでの出力が可能だ。

 入力インタフェースはi.Link(TS)×2。出力インタフェースはコンポジット×1、Sビデオ×1、D4×1、HDMI×1、2chアナログ音声×1、7.1chアナログ音声×1、光デジタル音声×1、同軸光デジタル音声×1。サイズは434(幅)×343(奥行き)×68(厚さ)ミリ、約4.4キロ。

 録画機能に関してはAQUOSとの連携を前提としており、実質的な囲い込みではないかという意見もある。「AQUOSユーザーにより楽しんでもらうための戦略商品であることは間違いないが、Blu-ray Discプレーヤーとしても十分な品質を持っている。他社テレビと接続しても十分なクオリティを発揮するはずだ」(同社)
(2007.2.14/+D LifeStyle)

by fbitnews2006-6 | 2007-02-14 19:34 | 周辺機器  

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