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Google Miniが機能強化で狙うもの







 グーグルは米国時間の1月30日、企業向け検索アプライアンス「Google Mini」の機能強化を発表した。


 Google Miniは、中堅/中小企業や大企業の部門単位での利用を想定した検索アプライアンス製品だ。大企業向けの「Google検索アプライアンス」同様、Microsoft OfficeやPDFなど220種類以上のファイル形式をサポートしており、企業内に存在するファイルサーバやWebサーバ中のデータをインデックス化し、検索できるようにする。ただし、検索可能な文書数は5万~30万に限られている。

 これらエンタープライズ向け製品の目的は「社内に存在している価値ある情報を共有し、効率的に使えるようにすることで、さらなる価値の向上を図ることだ」と、グーグルのエンタープライズセールスマネジャー、大須賀利一氏は述べた。今回のGoogle Miniの機能強化もその狙いに沿ったものだという。

 今回Google Miniでは、大きく2つの機能が強化された。1つは、検索可能な範囲(リーチ)の拡大。もう1つは、アクセスコントロールを通じたセキュリティの強化だ。

 検索対象の拡大では、OneBox機能の追加により、ファイルサーバだけでなくデータベースやWebアプリケーション、CRMなどの業務アプリケーションと連動できるようになった。この結果、同一のインタフェースから、イントラネット内の情報だけでなく業務アプリケーションに含まれるビジネス情報に対しても、シームレスに検索を行うことができる。
(2007.2.5/ ITmediaエンタープライズ)

by fbitnews2006-6 | 2007-02-05 16:32 | インターネット総合  

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