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<SNS>最大手ミクシィ 14日上場 初値を異例の表示へ



 インターネットで会員に限定した情報交換を行うソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の最大手、「ミクシィ」(東京都渋谷区、笠原健治社長)が14日、東証マザーズに上場する。ミクシィは04年2月、日本で初めてSNSを始め、7月末には500万人を超える会員を持つまでに成長した。「次世代のIT(情報技術)業界を代表する成長株になるのでは」と、個人投資家らの関心を集めている。
 ミクシィは99年6月、前身の「イー・マーキュリー」として設立され、06年2月に社名変更。SNSの「mixi(ミクシィ)」やインターネット求人情報サイトなどを運営している。04年3月期決算の売上高3億円、経常利益800万円が、06年3月期にはそれぞれ18億9300万円、9億1200万円に急拡大した。
 14日の公募売り出し価格は1株あたり155万円で、株券の新規発行に当たる「公募」が4500株、笠原社長ら既存株主が株券を放出する「売り出し」が2600株となっている。市場では「株券の売り手が限られるのに対して、株価上昇を期待してミクシィ株を買い求める投資家が多いため、初日は売買が成立せず、初値がつくのは15日以降になるのでは」との見方もある。
 東証マザーズへのミクシィ株の上場は、粉飾決算事件でライブドアが今年4月に上場廃止となって以降、IT関連の新興企業の上場としては久しぶりの注目銘柄となる。7月にはインターネットオンラインゲームを開発する「サイバーステップ」が上場し、初値が公開価格の3倍以上となるなど、一時は人気が落ちたとされるネット関連の新興企業も、銘柄によっては高い初値をつけている。ライブドアショック後、低迷が続く東証マザーズにとっても、市場のけん引役となる優良株の登場に期待がかかっている。
 ミクシィ株への関心が高いことから、東証は13日、東京・日本橋兜町の情報提供施設「東証アローズ」の電光掲示板にミクシィ株の初値を表示することを決めた。東証が東証マザーズの新規上場株の初値を電光掲示するのは初めてで、市場の過熱ぶりを物語っている
(2006.9.14/毎日新聞)

by fbitnews2006-6 | 2006-09-14 08:23 | インターネット総合  

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