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ソニーのUSBメモリに「rootkit的」技術






 フィンランドのセキュリティ企業F-Secureは8月27日、ソニーのUSBメモリのドライバに、rootkit的な隠し技術が組み込まれているのを見つけたとして、ブログで概略を公表した。



 F-Secureによると、問題があるのは指紋認証機能を組み込んだソニー製USBメモリのソフトドライバ。2種類のUSBメモリを入手し、テストマシンにソフトをインストールしたところ、同社のrootkit検出システムで、システム上に隠しファイルが検出された。

 これらUSBメモリに付属するソニーの指紋認識ソフト「MicroVault USM-F」のドライバは、「c:\windows\」のディレクトリの下に隠れる形でインストールされるという。Windowsディレクトリ内のファイルとサブディレクトリを一覧表示しても、Windows APIではこのディレクトリとファイルが表示されない。

 しかし、ディレクトリ名を知っていれば、コマンドプロンプトを使ってこの隠しディレクトリに入り込み、新しい隠しファイルを作ることも可能だ。しかも一部のウイルス対策ソフトでは、このディレクトリ内のファイルは検出されない。つまり、理論的にはマルウェアがこの隠しディレクトリを利用することが可能になるとF-Secureは分析する。

 MicroVaultソフトは指紋認証を守る目的でこのフォルダを隠しているのだろうが、rootkit的な隠し技術を使うのは適切ではないとF-Secureは主張。この問題を公表する前にソニーに連絡したが、これまでのところソニーからは何の返答もないとしている。

 rootkitはかつて、Sony BMGのCDに組み込まれているのが発覚して問題になったことがある。当時はまだ、rootkitを使ったマルウェアはそれほど多くなかったが、その後、この手口を採用したマルウェアが増加した。Sony BMG問題で有名にならなければ、これほどの規模でrootkitが急増したかどうかは分からないとF-Secureは解説している。
(2007.8.29/ITmediaエンタープライズ)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-29 15:07 | 周辺機器  

USB直差しタイプが半年で倍増、microSDカード対応が好調のカードリーダー




 デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、携帯オーディオ、電子辞書など、メモリカードを採用するデジタル機器が増えるのにともない、カードの種類も豊富になってきた。最近では、miniSDカードやmicroSDカードなど、小型メモリカードに対応する携帯電話も多い。こうしたメモリカードのデータを書き込み・読み込みするのに必要なのがカードリーダー。メモリカードの種類の変化は、カードリーダーにも影響を与えているのか。トレンドを探った。

●microSDカード対応が半年で2.5倍に 複数対応はやや下降

 メモリカードリーダーといえば、複数のメモリカード規格に対応し、PCとUSBで接続して使用するタイプの製品が一般的だ。しかし最近では、携帯電話が採用するminiSDカードやmicroSDカードのみに対応するカードリーダーも増えている。メディアをスロットに差し込んで、直接PCのUSBポートに接続できるタイプだ。

 こうしたタイプ別で、2月第5週から8月第3週(2月26日-8月19日)までの販売台数シェア推移を見ると、複数のメモリカードに対応するタイプが圧倒的に多く、およそ8割を占める。しかし、2月下旬に85.7%だったのが、8月中旬には81.6%となり、ややシェアを下げている。

 逆に単体のメモリカードに対応するタイプの販売台数シェアはおおむね2-3%で推移している一方で、microSDカードのみに対応するタイプが急伸。2月下旬に2.9%だったシェアが、8月中旬には7.7%と半年でおよそ2.5倍に増えた。

●USBポートに直接差し込むmicroSDカード対応リーダーが人気


 ここで、携帯電話で多く利用されているminiSDカードとmicroSDカードに対応するカードリーダーについて、機種別に売れ筋を見てみよう。8月第3週(8月13日-8月19日)の機種別販売台数シェアトップ10のうち、8機種がmicroSDカード、2機種がminiSDカードに対応する。また、発売月から分かるように、今年の夏に発売した新製品が多い。

 1位でシェア11%の日立マクセル「UA20-MICROSD」は、側面にカードスロットがあるタイプ。USBコネクタにはピンクのキャップを装着し、紛失防止のチェーンを付属する。2位でシェア10.3%のグリーンハウス「GH-CRMR1-LK」は、USBコネクタと反対の側面にカードスロットを搭載する。カラーはブラック。2機種ともにmicroSDカードに対応する。

 一方、miniSDカードに対応する機種は、3位の日立マクセル「UA20-MINISD3」が5.6%。USBコネクタにはオレンジのキャップを備え、カードスロットは側面に搭載する。10位のタイムリー「FlashCase Mini」はシェア2.5%で、本体にクリアケースを採用するのが特徴。二枚貝のようにふたを開けてカードを装着する。紛失を防止するストラップが付いている。

●mini/microSDカードのアダプタはSDカード変換タイプが多い

 さて、miniSDカードやmicroSDカードをPCと接続できるようにするには、USBポートに直接差し込む方式のカードリーダーを使う以外にも、SDカードサイズなど大きさを変更するアダプタを使う方法もある。SDカードサイズになれば、直接読み込める機器も広がり対応するカードリーダーも増えるからだ。メモリカードの中には、こうしたアダプタをセットで販売している製品も多い。8月第3週(8月13日-8月19日)のアダプタにおける機種別販売台数シェアトップ10を見ると、9機種がSDカードに変換するタイプ。また、対応するメモリカードはminiSDカードとmicroSDカードがちょうど5機種ずつだった。

 1位はminiSDカードをSDカードに変換するハギワラシスコムの「HNT-MNA01」で23.8%。2位はバッファローコクヨサプライの「RSDM-A」で13.1%。1位と同じくminiSDカードをSDカードに変換するタイプで、持ち運びに便利なクリアケースを付属する。4位は、microSDカードをSDカードに変換するサンワサプライの「ADR-MICRO」。3機種ともに、データの誤消去防止機能が付いている。

●シェア下降気味のバッファローとハギワラ、サンワがゆるやかに伸びて

 mini/microSDカードに対応するカードリーダーとアダプタをともに販売するメーカーの動きも見ておこう。直近の6月第2週から8月第3週(6月4日-8月19日)までのメーカー別販売台数シェア推移では、バッファローコクヨサプライが1位、2位はハギワラシスコムとなっているが、2社ともシェアは下降している。バッファローは6月上旬に30.8%だったが、8月上旬では21.3、ハギワラシスコムも同じ期間で21.2%が19.7%と右肩下がり。

 一方、少しずつ伸びてきているのはサンワサプライ。6月上旬は6.5%で日立マクセルに次いで4位だったのが、8月中旬には10.3%と日立マクセルを抜いて3位に浮上した。全体にメーカー間の差が縮まる方向で推移しており、今後競争が激しくなりそうだ。

●mini/microSDをそのまま使用できる複数対応タイプも

 最後に、もっとも一般的な複数の規格に対応するカードリーダーの売れ筋を見てみよう。1位はエレコム「MR-A13HSV」でシェア6.8%。各メディアの差し込み位置が分かりやすいよう、本体の上面にイラストで表示した。カラーはシルバー。miniSDカードやメモリースティック Duoをアダプタなしで直接挿入できるのが、2位のグリーンハウス「GH-CRHC29-U2」で4.9%。最大4つのメモリカードを同時に使用できる。カラーはホワイト。8位のアイ・オー・データ機器の「USB2-W12RW」も、miniSDカードに対応する。

 また、4位のグリーンハウス「GH-CRHC30-U2」は、miniSDカードとmicroSDカードの2つをそのまま使用できる。シェアは2.7%。こうした複数対応タイプでも、小型メモリカードが直接挿入できるようになってきた。

 最新の携帯電話が採用する外部メモリは、miniSDカードからmicroSDカードに移行している。今後、他のモバイル機器にもmicroSDカードが採用されることで、ますますカードリーダーの需要は高まりそうだ
(2007.8.29/ BCN)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-29 15:06 | 周辺機器  

この夏も好調デジタル家電、デジ一眼は60%、薄型テレビは27%の前年比増




 猛烈な暑さにエアコンや扇風機が飛ぶように売れたと言われる夏商戦だが、梅雨明けが長引いた前半戦、薄型テレビをはじめ、主要なデジタル家電・パソコン周辺機器は好調だったようだ。「BCNランキング」で7月の前年同月比を集計したところ、台数ベースではおおむね5-30%増を記録した。そこで、この夏のデジタル製品商戦を「BCNランキング」でまとめた。


●薄型テレビは前年同月比127.9% デジタル一眼やノートPCも好調

 昨年以来、家電量販店の目玉商品となっている薄型テレビだが、液晶テレビとプラズマを合算した薄型テレビ全体では、この7月の販売台数で前年同月比127.9%を記録。その薄型テレビとセットで購入するケースが多いと見られるHDD-DVDレコーダーは、アナログチューナー内蔵モデルを含めた全体では前年割れの91.2%に終わった。ただし、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを内蔵した地上デジタル放送対応モデルに限れば前年同月比157.7%と拡大した。

 薄型テレビが好調を維持する中、減速が目立つのがプロジェクターだ。販売台数で前年同月比72%と縮小傾向。市場規模自体も薄型テレビに比べればはるかに小さい。大画面薄型テレビの価格が下がるにつれ、一般ユーザーは薄型テレビを購入し、プロジェクターは「ホームシアター」などを求める人たちに、ユーザー層が絞られてきた、ということも背景にありそうだ。

 パソコン関連では、ノートPCが前年同月比107.9%、外付けHDDが108.1%、マウスが107.9%など軒並み好調だったが、デスクトップPCは80.3%、携帯オーディオは86.8%で前年を下回った。また、意外なところでDVDプレーヤーが健闘。DVDプレーヤー全体で127.1%、さらにポータブルタイプに絞ると158.9%と、前年に比べ大きく伸びている。


 デジタルカメラはコンパクトタイプは98.9%で前年並みだったが、デジタル一眼レフは160.4%と大幅増。とくに、メーカー別で7月の販売台数1位のニコンは前年比248.5%、2位のキヤノンは同159.4%を記録した。全体の伸びもさることながら、ニコンの爆発的な伸びが目立つ。ちなみにデジタル一眼レフカメラのメーカー別販売台数シェアは、06年12月以降07年7月まで8か月連続でニコンが2位以下に3-15ポイントの差をつけ1位をキープしている。しかし、これから各社とも新製品の発売を予定しており、その動向が大いに注目される。

●Core 2 Duo搭載ノートPCが1万円強ダウン 薄型テレビは下がらず

 それでは、価格はどう動いたのか? 「薄型テレビ」と「ノートPC」について、6月最終週(07年6月25日-7月1日)から直近の8月第3週(07年8月13日-19日)までの税抜き平均単価の推移と、6月最終週の値を1とした平均単価の下落率を集計した。

 6月最終週の時点で、薄型テレビ全体の平均単価は14万円台前半。その後いったんは14万円を切ったが、8月第3週は14万円台前半に戻った。画面サイズ別では、最も人気の高い32V型は12万円台でほぼ落ち着いており、2位の20V型、3位の37V型も変動は小さかった。8月になれば下がるはず、と購入を見送っていた人は、期待外れに終わったかもしれない。ただ、40V台でもっとも販売台数の多かった42V型は6月最終週から8月最終週の約2か月間で1万4000円程度下がっており、大型製品の値下がりはまだ期待できそうだ。

 ただ、率でみると、最も価格が下がった42V型でもわずか5.7%。長期的なスパンでは今後も値下がりは続くだろうが、価格下落率は緩やかになってきている。各社とも、今後発売する秋冬商戦向けの新モデルではフルHDや倍速駆動など付加価値を高める「プラスα」に力を入れており、量販店の展示も大型モデル中心にシフトしている。すでに「32V型は小型テレビ」とみなす大手量販店もあり、大型/小型の境界線も変わるかもしれない。

 一方、ノートPCの値下がりは激しかった。6月最終週は13万円前半だったノートPCの平均単価は、7月の半ばにメーカー、量販店が一斉に値下げに踏み切ったと見られ一気に4000円ほど値下がりし、その後も下落傾向が続いた。直近の8月最終週の平均単価は12万円台前半。量販店では実質10万円前後や10万円を切る価格で購入できる機種も少なくない。モデルチェンジ前の在庫処分や夏休みセールの余波を受け、価格が下がっている。

 なかでも値下がり幅が大きかったのは、CPUにデュアルコアCPUを搭載したやや価格の高めのモデル。多くのメーカーが上位モデルに採用するインテルのデュアルコアCPU「Core 2 Duo」を搭載したノートPCの平均単価は6月最終週の16万円台後半から、8月第2週(07年8月6日-12日)には15万円台まで下がった。

 下落率は7%とはいえ、この間、それほど下がらなかった廉価なCeleron M搭載モデルとの価格差が縮まり、値ごろ感が一気に増した。こうした上位モデルの価格低下が、この夏の好調の要因だろう。今後も続けば、ノートPCの買い替え・買い増し需要を刺激するに違いない。

●値下がり傾向はいつまで続く?

 ガソリン代をはじめ、原油高や原材料・人件費の高騰を理由に値上げされる製品やサービスが増えている。食材など身近な日用品まで影響は及びつつある。デジタル製品は価格低下と同時に性能強化が続いてきたが、今後はおそらく、薄型テレビやデジタルビデオカメラのように「フルハイビジョン」や「他の機器とのリンク(連携)」などをキーワードに製品の付加価値をつけることで単価アップが図られるものと、機能はそのままに低価格化が進むのものに分かれるだろう。

 ただし、発売中の製品が急に価格が下がった場合は、モデルチェンジが近い証。次のモデルでは、性能が大幅に強化されるかもしれない。逆にラインアップから消えたり、デザインや機能が自分の好みと合わなくなってしまうこともありうる。量販店のPC売り場の店員も「新製品をいつまでも追っていてもキリがない」と話しており、まず、自分の用途を冷静に考えてから、どの製品を選ぶかを決めたい
(2007.8.29/BCN)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-29 15:04 | 周辺機器  

WSJ-グーグルのレイエスCFO、年末までに退任




ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米インターネット検索大手グーグル(Nasdaq:GOOG)は28日、ジョージ・レイエス最高財務責任者(CFO、53)が同社を去る予定であると発表した。レイエス氏は、後任が決まり同職を引き継ぐまで同社にとどまる意向だという。同社は年内に引き継ぎを完了したいとしている。グーグルの幹部が同社を去るのはあまり前例がない。

同氏は、2004年の新規株式公開(IPO)以前の02年に入社した。一部のアナリストや同社に近い筋は、グーグルの財務管理やウォール街との関係構築におけるレイエス氏の手腕を称賛している。四半期ごとの業績見通しを発表しないという、従来とは異なる手法をとったことも評価している。

同氏の在任中、幾つかの発言が物議を醸したことも印象深い。04年12月にはインターネット詐欺のリスクを指摘した。06年2月にはグーグルの成長が鈍化するとの見通しを明らかにし、同社の株価下落につながった。

レイエス氏は「グーグルで過ごした5年半は素晴らしかった。卓越した専門家集団に安心してあとを任せることができる。彼らはグーグルの著しい成果を基にさらに前進し続けるだろう」との声明を発表した。

エリック・シュミット最高経営責任者(CEO)は声明で「われわれは、経営の一線から身を引くというレイエス氏の決断を尊重する。だが、思慮深さ、ユーモアのセンス、見識を備えた同氏を失うのは寂しい」とした。

関係筋によると、高性能サーバー大手サン・マイクロシステムズ(Nasdaq:SUNW)に在籍していたレイエス氏をシュミット氏が個人的にグーグルに招請したという。レイエス氏は光通信ネットワークを手掛けるONIシステムズ(当時)の暫定CFOを経てサンのCFOを務めた。

グーグルはレイエス氏在任中、著しい成長を遂げた。売上高は02年の4億3950万ドルから昨年の106億ドルへと急増している。従業員数も02年末時点の682人から大幅に増え、今年6月時点で1万3786人となった。

RBCキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)のアナリスト、ジョーダン・ロハン氏は「グーグルがこのような規模に成長したことへのレイエス氏の寄与度を、投資家は十分に評価していない」としている。05年10-12月期の税率が同社の数カ月前の見通しより高くなったため、06年2月に発表した業績が予想を下回り、株価が1日で7%以上下落するといった問題も、在任中に幾つか見られた。

レイエス氏は、04年のIPO後に受け取ったグーグル関連資産だけで暮らしていける同社幹部の1人。だがこれまでに、そうした理由で同社を退職した幹部はほとんどいない。報酬調査会社のエクイラーによると、06年末時点で同氏はグーグルのストックオプション(自社株購入権)を5万1750株(約2360万ドル相当)保有していた。また04年8月以降、2億5950万ドル相当のグーグル株を売却している。
(2007.8.29/ダウ・ジョーンズ)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-29 15:03 | インターネット総合  

エイサー、ゲートウェイを7億1000万ドルで買収へ--レノボ抜き業界3位のPCメーカーに




 台湾のPCメーカーAcerは米国時間8月27日、カリフォルニア州アーバインに本社があるGatewayを7億1000万ドル(1株あたり1.90ドル)で買収すると発表した。

 これは全く予想されていなかった動きではない。Acerは2007年に入ってから、PCメーカーを買収し、世界第3位のLenovoからその座を奪いたい意向を明らかにしていた。本買収により、Acerはその希望をかなえることになる。調査会社IDCによれば、両社のPCの合計出荷台数は世界シェアの8.1%に相当する1860万台になるという。AcerはLenovoを抜いて、Hewlet-Packard、Dellに次ぐ業界第3位のメーカーになる。

 IDCのアナリストRichard Shim氏は、「現状を考えると、買収は妥当な措置だといえる。整理統合は成熟したPC市場で、速い成長を遂げるための手段だ」と語っている。

 Acerが重視しているのは「速く成長すること」だ。同社は、ここ3年連続で最も速い成長を遂げているPCメーカーでもある。Acerは2006年、出荷台数を約40%も増やしている。

 Acerにとって、今回の買収は米国市場におけるシェア拡大も意味する。出荷台数ベースでは一気にPCメーカーのトップ集団に加った同社だが、小売店でのノートPCの販売は苦戦してきた。Gatewayも数年前から苦戦が続いているため、今回の買収は両社にとって理にかなっている。

 果たして、買収は成功するのだろうか?歴史を振り返ってみても、業績の低迷するPCメーカーを買収して成功することは難しいことが分かる。市場におけるマージンの低さを考えればなおさらだ。GartnerのアナリストCharles Smulders氏は、「HPによるCompaqの買収は成功例の1つ。しかし、それも成果が上がるまでに3年を要した。今回の場合、Gatewayはコスト削減の期間を終え、非常に合理化された組織となっているため、統合プロセスは楽なはずだ」と語っている。


 一方のGatewayも助けを必要としていた。同社は競争の激しいノートPC市場で苦戦を続けてきた。当初、同社は小売販売で成功していたが、ミッドレンジ価格帯のノートPC市場において、HPや東芝が主導する値引き合戦に対抗できずにいた。デスクトップの販売状況も芳しくなかった。

 NPD Groupの業界分析担当バイスプレジデントStephen Baker氏は、「Gatewayは、小売店では中間価格帯のブランドとして、その地位を確立していた。eMachinesはエントリーレベルの価格帯と認知されていたが、2006年になると消費者がエントリーレベルのデスクトップに代わり、エントリーレベルのノートPCを購入するようになり、業績は低迷した」と語っている。

 Acerは、米国におけるGatewayブランドの高い認知度の恩恵を即座に得られるはずだ。長期的にも、Gatewayは同社が小売業者と確立したつながりをAcerにもたらす。Acerは、米国内ではGatewayブランドを存続する計画だと述べる。これは、HPがCompaqで行ったのと同様、Acerの2大ブランド戦略の展開に一役買うことになるだろう。

 Gatewayは2004年にeMachinesを買収した後、Gatewayを中間価格帯として位置づけ、eMachinesをエントリーレベルのブランドとする、2大ブランド戦略をすでにとっている。しかし、AcerがeMachinesブランドを存続するかどうかについてはアナリストの意見が分かれている。

 ローエンドデスクトップ市場では、AcerとeMachinesの両ブランドが直接競合するため、eMachinesの名前は廃止になるだろう、とBaker氏は語っている。だがShim氏の指摘によると、eMachinesは小売販売向け、そしてGatewayは直販向けの位置づけられてきたという。GartnerのSmulders氏は、両社は合併後、法人向けの専門市場を捨て、小売販売に注力するようになるだろうと想定している。

 どちらにせよ、AcerはGatewayブランドが持つ最大の強みを明らかにし、それを購入者に明確に伝える必要がある。Gatewayという名前はよく知られていて、見覚えのある牛柄のロゴがあっても、その名前が顧客にとってどのような意味を持つのか不明確になっている。

 Smulders氏は、「それが何を意味するのか知っている人は非常に少ない。優れたサービスやサポートだろうと、優れた技術やデジタルホームの中心的役割であろうと、彼らはそのブランドが何を本当に重視しているのか確立する必要がある。(Acerは)ブランドを差別化し、他社より抜きんでるための方法を見つけ出す必要がある」と語っている。
(2007.8.29/CNET Japan)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-29 15:01 | PC  

Stormワーム、今度はYouTubeを利用




 Stormワーム(別名Zhelatin)が感染拡大のためにまた新たな手法を取り入れた。今度は動画共有サイトのYouTubeを利用している。

 この手法では、StormワームはYouTubeビデオへのリンクに見せかけたURL入りのメールを送ってくる。このURLをクリックすると、YouTubeのロゴが入ったページにリダイレクトされる。このページには「15秒経ってもビデオのダウンロードが始まらなかったら、ここをクリック」というメッセージでvideo.exeというファイルをダウンロードさせようとする。

 YouTubeを装う点以外はこれまでのStormワームと同様という。Stormワームは出会い系サイトの登録完了メッセージやワーム感染警告、グリーティングカードを装うなどさまざまな手段で感染を広げようとしている。
(2007.8.27/ITmediaエンタープライズ)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-27 22:14 | インターネット総合  

セガ「ファンタシースターユニバース」で個人情報閲覧できる状態に




 セガは、オンラインゲーム「ファンタシースターユニバース」の課金システムに問題があり、3月29日から8月22日までの間、登録ユーザーがプログラムを改ざんするなどして不正アクセスした場合、ユーザーの個人情報が閲覧できる状態だったと発表した。実際には不正アクセスはなく、個人情報は流出していないという。

 閲覧されるおそれがあったのは、最大で4万7494人分の氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレス、課金履歴、ゲームID。ログインパスワードやクレジットカード情報は含まれていなかった。

 登録ユーザーが、課金システムのプログラムを改ざんするなどして不正にアクセスした場合に、閲覧可能な状態になっていた。問題は8月22日午後9時ころ、同社のスタッフが課金システムの動作を検証している際に判明し、課金システムを停止。問題を解決して8月23日午後3時に再開した。

 同社は、同ゲームを含めた4つのゲームで、課金システムの構築・運営をISAOに委託していたが、ほかのゲームには問題はなかったとしている。
(2007.8.27/ ITmediaニュース)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-27 22:13 | インターネット総合  

ひみつが透けて見える「くうき砲」






 エポック社は8月27日、“くうき砲”シリーズの最新道具「ドラえもん ひみつ道具 くうき砲スペシャルゲーム7」を10月20日より販売すると発表した。価格は3129円。


 空気のカタマリを打ち出して、3メートル先のマトを倒すことのできる「ドラえもん ひみつ道具 くうき砲」「ドラえもん ひみつ道具 くうき砲ジュニア」「ドラえもん ひみつ道具 限定版 くうき砲」などに続く最新機種。ボディが透明素材に変更されており、空気を発射するギミック――ひみつ道具のひみつ――を実際に目で見て確認できる。

 スタンドやマトのほか、作中でもおなじみの「空き地」やその空き地にいつも3本ある「土管」などが付属し、7種類のゲームが楽しめる。サイズは310(幅)×155(奥行き)×205(高さ)ミリ。
(2007.8.27/+D LifeStyle)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-27 22:11 | 周辺機器  

ウィルコム、「高速化サービス」の機能拡張でブラウジング体感速度最大400%向上



ウィルコムおよびウィルコム沖縄は、2007年8月27日、「高速化サービス」を機能拡張し、電話機単体でのブラウジング体感速度をさらに向上させるサービスを9月中を目途に提供する、と発表した。

「高速化サービス」は、通信プロトコルや画像ファイルを最適化し、ブラウジングをする際のダウンロード時間を短縮し、電話機単体でのブラウジング時の体感速度を最大200%まで向上させるサービス。

 今回、「高速化サービス」を WX シリーズの音声電話機向けにさらに機能を拡張し、従来の「高速化サービス」利用時から最大200%、「高速化サービス」を利用していないときと比べ最大400%向上するという。

また、画像ファイルの画質と速度のバランスをユーザーの好みに応じて4段階で設定可能。

今回の機能拡張に対応するのは「WX320K」「WX320KR」「WX321J」の3機種。WX320K、WX321J は、ダウンロードによる無償バージョンアップにて対応となるが、9月5日発売予定の WX320KR は、同サービスに対応した状態で出荷される。

なお、機能拡張による料金の変更はなく月額315円(税込)で利用可能。
(2007.8.27/japan.internet.com)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-27 22:10 | 周辺機器  

ヤマギワソフト各店閉館へ-中央通りのシンボルマーク姿消す






 ヤマギワソフト館(千代田区外神田3)ほかヤマギワソフト各店舗が9月2日で閉館する。

 閉館は、ソフマップの「秋葉原地区再編計画」の一環であるヤマギワソフトを運営するソフマップソフトの吸収合併と、「ソフマップ」「ヤマギワソフト」の各店舗を、秋葉原中央通りを中心とした総面積約4,500坪の「ソフマップタウン」として再編するために行われるもの。現在、各店舗では閉店セールや大看板の工事が行われている。

 閉館後各店舗は、店舗ごとに設定したテーマに基づく品ぞろえと専門性を追求した店舗としてリニューアル。ヤマギワソフト館は「ソフマップ 秋葉原パソコン総合館」へ、ヤマギワソフトアニメ館は「同秋葉原音楽CD館」へ、ヤマギワソフトA館は「同秋葉原DVDソフト館」へ、ヤマギワソフトU-SHOPは「同秋葉原デジタルクリニック」として9月上旬から新たに稼動を開始する。

 これにより、秋葉原地区では「ヤマギワソフト」という名称は消滅する。
(2007.8.27/アキバ経済新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-27 14:39 | PC