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iPodで講義映像を配信、青学大が国内初の試み



 青山学院大学は、アップルコンピュータのデジタル携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」向けに講義の録画映像を配信し、学生がいつでもどこでも「受講」できるシステムを導入した。

 授業を休んだ学生に視聴させ、他の学生に追い付いてもらうためだ。NECが開発した教育用システムを活用した。iPodを利用した正規授業の映像配信は国内初の試みとみられる。

 最初に導入したのは理工学部長の稲積宏誠(いなづみ・ひろしげ)教授の研究室。11月から、十数人が出席するゼミの様子を週1回のペースで録画し、1回約1時間分の映像を配信している。映像は講義を履修している学生向けだけに公開されている。ダウンロードの際にIDとパスワードの入力を求めるので、誰がいつダウンロードしたか確認できる仕組みだ。

(2006.12.28/読売新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2006-12-28 09:53 | インターネット総合  

産経デジタル、「iza」にソーシャルブックマーク機能を追加






 産経デジタルは、産経グループのニュースコンテンツ配信やブログサービスの提供を行なう「iza(イザ!)」で、ソーシャルブックマークサービス「イザ!ブックーマーク」を25日に開始した。利用は無料。

 イザ!ブックーマークは、推薦したブックマークに対して、他ユーザーがコメントや評価が可能なソーシャルブックマークサービス。ブックマーク先のWebサイトに対する推薦人は最初に登録したユーザーのみとなり、説明文や所属カテゴリは推薦人が設定する。

 推薦したWebサイトに他ユーザーもブックマークを行なうと、その数に応じて推薦人ランキングに名前が表示されるようになる。また、イザ!ブックマークに登録されたWebサイトをワンクリックでブックマークできるボタンも用意する。

 タグの追加は、推薦人以外でも可能で、未登録のブックマークに対しても追加が可能。ブックマークされたWebサイトは、カテゴリやタグ別に検索が可能なほか、ブックマーク数に応じたランキング順でも閲覧できる。なお、自分が登録したブックマーク一覧は、マイページや管理画面から確認できる。

(2006.12.27/ impress Watch
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by fbitnews2006-6 | 2006-12-27 18:51 | インターネット総合  

Vistaは躍進できるか






 かつて、これほどまでにマイクロソフトが生みの苦しみを味わった製品はないだろう。2006年11月、ようやくWindows Vistaの出荷が開始された。2007年に向けて、プラットフォームとしてのVistaは躍進できるのだろうか。

 2006年11月30日、マイクロソフトがこの5年間歩んできた長い道のりに1つの到達地点が見えた。この日、同社の最新クライアントOSであるWindows Vistaの企業向けライセンス提供が開始された。

 2001年のWindows XP以来、5年ぶりのリリースとなるWindows Vista。多くの新機能と新趣向のアピアランスを武器に、まさに満を持しての登場だ。だが、ここへたどり着くまでにはあまりに多くの出来事があった。マイクロソフト日本法人社長のダレン・ヒューストン氏は、11月30日に開かれた記者会見で「長い道のりだった」ともらした。5年ぶりという数字もさることながら、機能の面からもリリース時期の点でも、当初の予定とは大きく異なった製品となり、本当にようやく出荷にこぎつけたという感があるからだ。

●Vista、開発スタート

 Vistaの開発スタートは、XPのリリース後、Windows Server 2003(当時の呼称はWindows .NET Server)の最終段階の開発と並行して行われたと思われる。当時はまだ「Longhorn」という開発コードネームのプロジェクトであり、Windows XPのリフレッシュ版という位置づけだった。その後、次世代のWindowsとして語られるようになったものの、既存のWindowsよりも強固なプラットフォーム基盤、刷新されたUI、Win32に代わる新たなAPIセット、強力なデスクトップ検索などといった漠然としたキーワードから、われわれはその姿を想像するしかなかった。だが、2002年10月に開発途中のバージョンがインターネット上にリークし、WinFSやサイドバーといった機能の一部を見ることができたという。

 翌2003年、Microsoftはそれまで2004年後半としていたリリース時期を大幅に見直し、2005年にずれ込むことを明らかにする。3月には初めてα版が披露され、続く5月の「Windows Hardware Engineering Conference5」(WinHEC)ではようやく一般の開発者に向けて公開が行われた。ところが10月、WinFSやセキュリティに関連する機能についてさらなる開発の遅れが明らかになり、出荷は2006年になることが濃厚となる。

 そして2004年4月と7月には、セキュリティを重視するXP SP2の開発優先による人員不足の余波を受けたとして、二度のVista β版リリース延期が明らかにされた。このとき、Windows開発の責任者だったジム・オールチン氏はビル・ゲイツ氏に対して、「開発を最初からやり直す必要がある」と告げたという。その結果、ソースコードの多くが廃棄された。

 ことの真偽はともかく、2004年8月には当初予定されていた機能をそぎ落とした「新しい」Longhornが発表された。

●LonghornからVistaへ

 2005年7月22日、それまで開発コードネーム「Longhorn」で呼ばれてきた次期Windows製品は、正式名称「Windows Vista」を与えられた。英語の「view」に当たるイタリア語が語源で、Microsoftでは「未来への展望」という意味を込めた。直後の27日にはようやくβ1をリリース。ただし、「カンバスは完成していない。(機能の)半分も色を塗っていない」(Windowsクライアント部門グループプロダクトマネジャー、グレッグ・サリバン氏)。この時点で製品の出荷時期は2006年10~12月期とされた。

 2006年2月26日、MicrosoftはVistaの製品ラインアップ、コンシューマ向けと企業向けの全6種類を発表するも、3月21日、ジム・オールチン氏はVistaのコンシューマー向けリリースが2007年1月にずれ込むことを明らかにする。全体的な開発スケジュールの遅れから、一般消費者に向けたVista搭載PCをクリスマスシーズンまでに市場へ投入するには準備期間が不足しているという、ハードウェアベンダーおよび小売業界の意向を受けたものとされた。ちなみに2001年発売のWindows XPでは、8月24日にRTM完成、10月25日に発売となり(パッケージ版は11月16日発売)、年末商戦に向けた態勢づくりには十分な期間があった。

 5月23日、シアトルで開催された「Windows Hardware Engineering Conference 2006」(WinHEC 2006)でβ2が公開された。それ以前に配布され酷評を浴びたβ1およびマイルストン版よりも性能と互換性を高めた、はずだったが、実際は見違える効果を体感することはできなかった。この時点でβ版完成度の低さを見たGartnerは、リリースがさらに遅れる可能性を指摘した。

 リリース候補となるRC1が公開されたのは9月1日、Amazon.comでは前日より価格表示付きで予約受付を開始した。このRC1版において、ようやく動作速度や安定性に関して満足できるレベルが提供された。マイクロソフト日本法人 Windows本部長のジェイ・ジェイミソン氏は、パフォーマンスチューニングが開発の最終段階まで行われていたことを明らかにしている。

●Vistaで変わるコンピューティング

 Vistaが次世代Windowsプラットフォームとして提供するものは多い。それらがどのような影響を与えるかを考察してみる。

 まずはAeroに代表されるPCの新たなルック&フィールだ。だが疑問はある。3Dがユーザーへどのようなメリットをもたらすのか。

 使い手にとってのメリットは、より多くの情報を分かりやすく可視化してくれることだろう。PCの二次元のディスプレイ画面に3D表示の要素を取り入れることで、現実世界と似たような距離感をPC画面に感じることができるようになる。扱いやすさが生まれるのだ。しかしそれをアプリケーションがどう使うかは、開発者やアプリケーションデザイナーの手腕となる。アプリケーションベンダーがここにチャンスがあると見るかどうか、この点に、Vistaリリース後に「Vista必須」のアプリケーションラインアップが出揃うか否かのカギがある。

 もちろん、すでにVistaに向けたアプリケーション開発を行っている企業はある。彼らによれば、WPFとWCF、WFといった.NET Framework 3.0のコンポーネントを利用することで、従来よりも短時間でアプリケーション開発が完了するという。こうしたコンポーネントが有効に機能するアプリケーションを作成する場合は確かにそのとおりだ(逆の場合もありうるだろう)。ただし、.NET Framework 3.0は現行のXPおよびWindows Server 2003に向けても提供されるため、.NET Framework 3.0対応アプリ=Vista必須アプリではない。

 また、デスクトップ上で動いている小さなアプリケーションであるサイドバーガジェットは、ネットワークからデータを取り込んでさまざまな情報をユーザーにインタラクティブに提供する。スタートメニューから起動するよりも簡単で、ローカルアプリケーションとネットワークサービスの区別を意識することなく利用できる。しかも、スクリプトをベースとしたプログラムなので、作成の敷居が低いことも普及の要因となるだろう。こうした点から、ガジェットもアプリケーションのあり方を変えていく技術であることは間違いない。

 企業にとっては、Vistaのセキュリティに関する機能の有用性がポイントとなるだろう。今やWindows XPは、ほぼすべてのユーザーにとって十分な機能とセキュリティのレベルを提供していると言える。となると、Vistaへの移行は必要なしと考えることもできる。だが、今は十分でも、半年後あるいは一年後にそれらが十分なものであり続けられるかは誰にも分からない。もちろん、そのときこそ移行のタイミングだと考えても良い。

 しかしながら、特に企業においてもデスクトップ機よりノートPCの利用率が高くなった現在、携帯中に紛失したノートPCから機密情報が漏洩するといったすでに起こりうる事態を防ぐために、USBメモリとの組み合わせによってのみPCを起動することができ、しかもHDDの内容を強力に暗号化できるVistaのBitlocker機能は十分に移行の動機になるだろう。USBキーとノートPCを同じ1つのカバンに入れたまま紛失しない限り、万一PCが第三者の手に落ちても情報は守ることができる。この機能のおかげで、Vistaの企業導入がむしろノートPCを牽引力として進むことも予想できる。ノートPCでの利用率が高い統合型グラフィックスチップの高性能化と、2.5インチおよび1.8インチHDDの大容量化および低価格化が進むことが、この流れを加速する条件になる。

 早期にコンシューマー分野への普及が進むと言われているVistaだが、マイクロソフトの中川哲 ビジネスWindows製品部長は、「XPでは3年強かかった企業導入率50%超を、Vistaでは1年半で実現したい」と言う。WinFSや(検索フォルダではなく)仮想フォルダなど、今は亡き機能たちへの惜別の思いはあるにせよ、上で述べたようなプラットフォームとしての革新の有用性が企業に理解されて行けば、この目標もそれほど無理なく達成できるかもしれない。

(2006.12.27/ ITmediaエンタープライズ)
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by fbitnews2006-6 | 2006-12-27 14:18 | インターネット総合  

Amazon.com、今年のホリデーシーズンは「過去最高」



 米Amazon.comは12月26日、2006年の年末商戦を振り返り「過去最高」と評した。ピークは12月11日で、世界で400万件以上の注文を受け付けた。また、出荷先は200カ国以上に及んだという。

 歳末キャンペーンとして今年初めて導入した「Amazon Customers Vote」も好評で、ユーザー投票で選ばれた数量限定の特売アイテムのうち、Xbox 360は1000台が29秒で、AxionのポータブルDVDプレイヤー1000台は34秒で完売したという。

 また、米国のAmazon.comサイトで11月16日から12月19日までに受け付けた注文をカテゴリー別に見ると、ビデオゲームソフトでは「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」、「Brain Age(北米版『脳を鍛える』)」、「Madden Football」が人気だった。DVDでは「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」や「カーズ」、「不都合な真実」が、家電製品ではiPod各種、キヤノンのデジタルカメラ「Powershot Digital Elph」、GarminのGPSシステムがトップセラー。ソフトウェアではPCゲーム「World of Warcraft」シリーズの「World of Warcraft Expansion: Burning Crusade」(2007年1月発売開始予定)、ゲーム「ザ・シムズ2 ペット」のPCゲーム版用拡張パック、「Adobe Photoshop Elements 5」が人気を集めていたという。

(2006.12.27/ ITmediaニュース)
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by fbitnews2006-6 | 2006-12-27 14:17 | インターネット総合  

巧妙化するオンライン詐欺との戦い






 日本の預金者を、フィッシングやスパイウェアといった手口を使用したオンライン詐欺が狙っている。さらに巧妙化した手口である、中間者攻撃やトロイの木馬にも対抗可能な新たなセキュリティ対策について解説していく。


●預金者を狙う第三の犯罪――オンライン詐欺

 国内で預金を狙った犯罪といえば、振り込め詐欺や偽造・盗難キャッシュカードが最近多いですが、オンライン詐欺という第三の犯罪も問題になりつつあります。

 ネットバンキング(オンラインバンク)を狙ったオンライン詐欺では、ユーザーからIDおよびパスワードを盗んでから預金を不正に引き出す手口が現在主流になっています。その手口には例えば、銀行を装った偽メールや偽のWebサイトでだます「フィッシング」や、キー入力やマウス操作を盗聴する「スパイウェア」があります。

 特にスパイウェアについては、日々新種が誕生している上、感染経路も多岐にわたります。このため、自分が使用しているPCや携帯電話がいつ感染するか分からずに、不安な思いをしている方も多いのではないでしょうか。

 国内の被害状況を見ると、ネットバンキングの口座数は2005年度末で約1630万口座(*注)にまで普及している割には、オンライン詐欺の被害は2005年度で37件/約3000万円と、今のところは深刻化していません。

*注 金融情報システムセンター「金融機関業務のシステム化に関するアンケート調査

 しかし、振り込め詐欺に対する認知が高まり、ICカード/生体認証による偽造・盗難キャッシュカード対策が進んでいけば、今後相対的にオンライン詐欺の被害が増えてくる可能性があります。

預金を狙った犯罪の種類   被害件数   被害金額
振り込め詐欺(2005年)   21612件   約251億5100万円(警察庁「「振り込め詐欺(恐喝)」の認知・検挙状況等について」による)
偽造・盗難キャッシュカード(2005年)   3668件   約23億4300万円(警察庁「平成17年の犯罪情勢」(PDFファイル)による)
オンライン詐欺(2005年度)   37件   約3000万円(全国銀行協会「「インターネット・バンキングによる預金等不正引出し」に関するアンケート結果」(PDFファイル)による)
 
 
●既に被害が深刻化している海外の状況

 一方海外では、ネットバンキングを狙ったオンライン詐欺の被害が、日本よりも一足先に深刻化しています。

 例えば英国では、2005年の被害金額が前年比でほぼ倍増し、2320万ポンド(約46億円)に達しました。これは日本の被害額に比べ100倍強の規模であり、オンライン詐欺の被害が急激に深刻化していることが分かります。

 また米国では、ネットバンキングのセキュリティに対する信頼性が障壁となって、ネットバンキングの口座数の伸びが鈍化してきています。さらに、多額のお金を預けているという意味では同様のネット証券でも、オンライン詐欺の被害が発生しています。

 もしも日本の預金者が本格的に詐欺師たちの標的にされたとしたらどうでしょう。他国と比べ、国内のセキュリティ対策が特別に優れているわけではないので、海外のように多くの被害者が生じる事態になりかねません。

●後手にまわる法律と銀行

・保護されない預金者たち

 「預金者保護法」という法律をご存じでしょうか。

 この法律は、2003年ごろからスキミングや暗証番号盗撮などの犯罪手口が横行し、偽造・盗難キャッシュカードの被害が急増した事態を受けて、2005年8月に制定され、2006年2月より施行されました。

 かつては、偽造・盗難キャッシュカードで被害を被っても、個人預金者が金融機関のチェック不備などの過失を証明できなければ補償されない場合もありました。それが今では預金者保護法により、逆に金融機関が「安易な暗証番号」など、個人預金者の過失を証明できなければ、原則として全額補償されるようになりました。

 一方で、ネットバンキングにおける犯罪被害については、金融機関は補償を義務付けられていません。預金者保護法は施行後2年を目途に検討が加えられることになっており、それまでの間に国内でネットバンキングを狙ったオンライン詐欺の被害が深刻化した場合、どこまで預金者が保護されるのか問題になりそうです。

・周回遅れのセキュリティ対策

 ネットバンキングのセキュリティ対策のうち、ユーザーに身近なところでは、犯罪者が通信を盗聴することを防ぐ「暗号化」や、ユーザーになりすますことを防ぐ「認証」があります。特に認証については、ユーザーが記憶しているパスワードだけで行うのでは、常に同じ文字列になるためキー入力盗聴に弱く、さらなる対策を実施している場合が多いです。

 国内のネットバンキングでよく見かける認証まわりのセキュリティ対策といえば「乱数表」があります。これは、数字がランダムに羅列してある表を配布しておき、ユーザーがネットバンキングにアクセスした際に、パスワードとして表中の指定された位置の数字を入力することで、正しいユーザーかどうかを確認する仕組みです。また、画面にバーチャルなキーボードを表示し、実際のキーボードの代わりにマウスでクリックしてパスワードを入力する「ソフトウェアキーボード」という手法もあります。

 しかし、2005年7月には、乱数表を採用している国内のネットバンキングで詐欺による被害が発生しました。また、ソフトウェアキーボードを標的に、マウス操作を盗聴したり、画面ごとキャプチャしたりするスパイウェアも登場しています。

 そこで現在は、認証のたびに毎回変化する使い捨てパスワードである「ワンタイムパスワード」が注目されています。

 ワンタイムパスワードにはさまざまな種類がありますが、その中で最も普及しているのが、一定時間ごとに変化する使い捨てパスワードである「時刻同期型ワンタイムパスワード」です(図2)。

 日本でも、いくつかの金融機関が時刻同期型ワンタイムパスワードを導入しています。中には、ワンタイムパスワードを生成表示するキーホルダー程度の大きさのトークンをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

 また米国では、2006年末までに公的機関(FFIEC:米国連邦機関検査協議会)が二要素認証を導入するように推奨しているため、多くの金融機関が時刻同期型ワンタイムパスワードを導入しています。本人が「知っている」パスワードに加えて、本人が「持っている」トークンが表示するワンタイムパスワードで認証を組み合わせることで、二要素認証となるわけです。

●時刻同期型ワンタイムパスワードの限界

 しかし2006年7月には、時刻同期型ワンタイムパスワードを採用している米Citibankを狙った「中間者攻撃」(man-in-the-middle attack)という新たな手口が出現しました。

 中間者攻撃とは、例えば銀行を装った偽Webサイトを用意し、預金者が使っている端末と正規Webサイトの間の通信に割り込んで不正中継を行い、通信内容を改ざんする手口です。

 ネットバンキングにおける振込取引の場合で説明してみましょう。


1. 預金者が端末に入力した「振込内容」と「時刻同期型ワンタイムパスワード」は、
2. 偽Webサイトでリアルタイムに不正な振込内容に改ざんされて、
3. 正規Webサイトで時刻同期型ワンタイムパスワードが認証されて、
4. 不正な振込内容に従って振込取引が執行されてしまいます。さらに、
5. 偽Webサイトでリアルタイムに振込取引の結果画面を改ざんされると、預金者からは正しく振込取引が執行されているように見えるため、預金者がまったく気付かないうちに被害を受けていることもあります。

 このように、中間者攻撃に対して時刻同期型ワンタイムパスワードは無力です。そもそも、中間者攻撃のようにリアルタイムに通信内容を改ざんする技術がなくても、偽Webサイトに横取りされた時刻同期型ワンタイムパスワードは、即座に人手で悪用されてしまう危険もあります。

 このように残念ながら、オンライン詐欺の手口は、ネットバンキングのセキュリティ対策よりも先を行っているのが現状です。

●ネットバンキングの将来――より根本的な対策を求めて

・巧妙化するオンライン詐欺と戦う

 オンライン詐欺の手口は巧妙化する一方です。これに対し、本人認証(本人に間違いないということを確認すること)だけで預金者を守るのは、難しくなってきているのかもしれません。

 例えば、中間者攻撃のような通信のハイジャックによって本人認証情報を不正中継されれば、攻撃者は簡単に預金者になりすませてしまいます。他にも、トロイの木馬などを用いて端末をハイジャックし、本人認証済みの端末を遠隔操作されれば、攻撃者が勝手に取引を行うことが可能になってしまいます。

 そこで発想を少し変え、ログイン時の本人認証で守れないならば、取引時の認証で守ろうという視点のセキュリティ対策が現れました。取引時の認証なので、本人意思認証(本人のやりたい取引に間違いないということを確認すること)と言ったところでしょうか。本人意思認証を実現した例として、取引ごとに変化する使い捨てパスワードである「取引連動型ワンタイムパスワード」があります。

 取引連動型ワンタイムパスワードでは、トークンに取引内容とワンタイムパスワードの組が表示されます。預金者が自分が行いたい取引に限り有効なワンタイムパスワードを使うことで、不正な取引にワンタイムパスワードを悪用されないようになっています。そのため、中間者攻撃に対しても安全です。

 このように、認証回りのセキュリティ対策を強化していくことは、トークンを使用する必要がありますけれど、巧妙化するオンライン詐欺手口に対して有効な解決策になるかもしれません。

・安全な環境に預金者を囲い込む

 銀行を装った偽メールや偽Webサイトでユーザーをだますフィッシングへの対策として、ネットバンキングでは通常、メーラーに表示される「送信者アドレス」「電子署名」や、Webブラウザに表示される「URL」「鍵マーク」「証明書」などの情報を確認するように促しています。

 しかし、フィッシング対策を実現したとしても、スパイウェア対策などの他のオンライン詐欺手口への対策がおざなりであれば、結局はオンライン詐欺の被害を受ける危険性が残ります。このように、さまざまなオンライン詐欺手口の脅威にさらされているPCの危険な環境を、安全にし、安心して利用できる状態にしていくのは簡単ではありません。

 そこで、現時点ではオンライン詐欺手口の脅威にあまりさらされていない、ケータイアプリなどの比較的安全な環境でネットバンキングを提供することも、オンライン詐欺手口に対する1つの解決策になるかもしれません。

 ただし、オンライン詐欺手口が今後どのように巧妙化していくかは予想しがたく、これまでに挙げた解決策も無効になる可能性があるため、手口や対策の動向は常に注視していく必要があります。

 また、ネットバンキングを提供している事業者によって、セキュリティへの取り組みやオンライン詐欺被害への補償には差があります。ネットバンキングをはじめとするオンラインサービスを選ぶ際には、これらも考慮して選ぶことをお勧めします。

(2006.12.27/ITmediaエンタープライズ)
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by fbitnews2006-6 | 2006-12-27 14:16 | インターネット総合  

台湾地震で国際電話に障害=う回ルートを確保中




 台湾南部で26日夜に起きた地震で、海底通信ケーブルが損傷し、日本から東南アジア方面への国際電話がかかりにくくなっている。
 KDDIによると、台湾から南に延びるケーブルが損傷を受け、地震発生直後から東南アジア各地への通信に障害が発生した。企業の専用線にも影響が出ているという。
 ケーブルの復旧には時間がかかる見通しだが、同社は欧州などを迂回(うかい)する回線の確保に努めており、かかりにくい状態は徐々に改善する見通しだ。 

(2006.12.27/時事通信)
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by fbitnews2006-6 | 2006-12-27 14:15 | インターネット総合  

<ブロードバンド>「光」がADSL上回る

 NTT東日本の光ファイバーを使ったブロードバンドサービス「Bフレッツ」の契約者数が12月上旬に290万件を超え、既存の電話回線を使う「ADSL(非対称デジタル加入者線)」の契約者数を初めて上回ったことが26日分かった。NTT西日本分を合わせたNTT東西合計の光サービス契約者数でも来年1月に、ADSLを超える見通しで、映像など高速送受信できる光サービスがブロードバンドの主役になったことを裏付けた。(2006.12.27/毎日新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2006-12-27 09:41 | インターネット総合  

今年最高の変換ミスは……「怪盗アンデス」?


 日本漢字能力検定協会は12月25日、面白い変換ミスを募集する“変漢ミス”コンテストの結果を発表した。「年間変漢賞」は、「遅れてすいません。回答案です」を変換ミスした「遅れてすいません。怪盗アンデス」で、終電間際に会議の資料を仕上げ、焦ってメールした際のタイトルだったという。(2006.12.26/ITmedia)
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by fbitnews2006-6 | 2006-12-26 18:48 | インターネット総合  

トライウイン、1万円を切るUSBワンセグチューナー発売――カー用品ルートを通じ販売








 トライウインはこのほど、USBスティック型ワンセグチューナー「DT-007」を発表、全国カー用品ルートを通じて販売を開始発売した。パールホワイト、ブラック、ブルーの3カラーを用意。価格はオープン、予想実売価格は9800円前後。



 DT-007は、USB 1.1/2.0接続に対応するUSBスティック型のワンセグTVチューナーで、ワンセグTVの視聴およびタイムシフト視聴に対応。録画、およびEPG機能は後日(2007年1月下旬予定)提供されるアップデートにより利用可能となる予定だ。

 本体サイズは21(幅)×80(奥行き)×8.5(高さ)ミリ、重量は約19グラム。対応OSはWindows XP(SP2以降)。

(2006.12.26/+D PC USER)
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by fbitnews2006-6 | 2006-12-26 18:42 | 周辺機器  

ベンキュー、“Vista対応”を謳った19インチ液晶


 ベンキュー ジャパンは12月26日、Windows Vista認定(Basic)となる19インチ液晶ディスプレイ「BenQ FP93GX+」を発表、12月28日より発売する。価格はオープン、同社直販サイト価格は4万5800円(税込み)。(2006.12.26/ITmedia)
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by fbitnews2006-6 | 2006-12-26 18:41 | 周辺機器