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ケンウッド、世界最小のHDDオーディオプレーヤー


 株式会社ケンウッドは、10GB HDDを搭載したオーディオプレーヤー「HD10GB7」を12月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。ボディカラーはホワイト(W)とブラック(B)が用意される。

 同社のオーディオプレーヤー「Media Keg」(メディアケグ)の新モデルで、「HDDプレーヤーとしては世界最小」という外形寸法は62×44×17mm(縦×横×厚み)を実現している。重量は78g。

 Media Kegシリーズの高音質再生のコンセプトを踏襲しながら小型化した。フラッグシップモデル「HD30GB9」に採用した「クリアデジタルアンプEX」のエッセンスを凝縮したという新開発の「クリアデジタルアンプ」を搭載。高速32fsオーバーサンプリングΔΣ変換デジタルアンプによりオーディオ帯域内のノイズを低減したほか、電源部にも独自のクリアデジタル電源を採用し、低歪率化を実現している。

 マスタークロックもシステムから独立した専用クロック生成回路を追加。フレームには亜鉛ダイキャストフレームを採用する。シャーシは素材の厚みを増した非磁性ステンレス合金を採用し、回路のグランドラインを強化した「アドバンスド・グランドシャーシ」。左右対称の構造の採用により定位感の向上やクリアな音質を実現しているという。

 ディスプレイ部は1.5型の有機ELで、ディスプレイのデザインは4パターンから選択可能。対応オーディオ形式はMP3/WMA/WAVで、WM DRM10に対応。ナップスタージャパンの定額制音楽配信サービス「Napster to Go」も利用可能となっている

 MP3やWMAなどの圧縮データで失われた高音域成分を補間する「Supreme」も搭載し、22kHzまでの音域を補間。本来の音楽情報に近い音質での再生を可能にした。BASS/DANCEなど7モードのサウンドモードも装備する。

 操作系は、楽曲検索や再生、ボリューム操作などを指一本で行なえるという「マルチコントロールキー」を採用する。USBホスト機能を備えたオーディオ製品と接続して、本体内の音楽再生も可能。JPEG画像の表示機能も備えている。

 バッテリは内蔵リチウムイオンで、再生時間は約24時間(MP3)、20時間(WMA)。USB充電に対応し、充電時間は約3時間。ヘッドフォンやUSBケーブルが付属する。
(2006.11.29/impress Watch)
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by fbitnews2006-6 | 2006-11-29 18:41 | 周辺機器  

アップル、Mac OS X用パッチ公開--31件の脆弱性に対応



 Apple Computerは米国時間11月28日、同社OS「Mac OS X」のセキュリティアップデートを公開し、Wi-Fiハイジャックのゼロデイ脆弱性を含む31件の脆弱性に対応した。

 Appleが公開した Security Update 2006-007 では、Apple独自のコードとともに、Mac OS Xに含まれるPerl、PHP、OpenSSLといったサードパーティー製コンポーネントの脆弱性も修正されている。これら脆弱性の一部は、システムの乗っ取りを可能にすると、同社セキュリティ警告では説明している。

 しかし、今回のアップデートは、同OSで既に知られている脆弱性すべてに対応したわけではない。過去数週間にわたり、「Month of the Kernel Bugs」と呼ばれる取り組みの一環として、同OSで発見された複数の脆弱性に関する詳細が公表されてきた。そのうち1件は、セキュリティ監視会社Secuniaにより「きわめて深刻(highly critical)」と認定されている

 「LMH」と呼ばれ、Month of the Kernel Bugsを開始したセキュリティ研究家は、「AirPortに関する問題を除いて、AppleはMonth of Kernel Bugsで発見されたバグにまったく対応していない」と述べた。「Appleユーザーは、パッチ未対応の問題において危険にさらされたままだ」(LMH氏)

 AirPortのドライバソフトウェアにあるセキュリティホールは、AirPortカードを搭載したMacに影響するもので、AirMac Extremeカードを装備したシステムには影響しないとAppleでは述べている。攻撃者は、地理的に近い所から悪意を持って作成されたネットワークパケットを送信し、脆弱なコンピュータを乗っ取ることが可能となる、と同社の警告は説明する。

 今回のアップデートは、悪意あるサイト、不正な圧縮ファイル、そして、悪意あるフォントファイルを使うことでMacの乗っ取りを可能にする脆弱性にも対応している、とAppleでは述べている。また、Security Frameworkにある4件の脆弱性にも対応している。これらの脆弱性には、Macをクラッシュさせたり、期限切れのセキュリティ証明書を期限内と表示したりするものが含まれる。

 Mac OS Xクライアントおよびサーバ用のSecurity Update 2006-007は、Mac OSのシステム環境設定にある「ソフトウェアアップデート」から、または、Appleのウェブサイトから入手可能となっている。Appleでは同アップデートのインストールをMacユーザーに推奨している。



(2006.11.29/CNET Japan)
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by fbitnews2006-6 | 2006-11-29 18:41 | インターネット総合  

ソニー、無線LAN通信端末「mylo」を39,800円に値下げ


 ソニーは、無線LAN通信端末「“mylo”COM-1」の予約販売を12月12日より開始する。価格は39,800円。出荷は2007年2月5日以降。

 また、新たにカラーバリエーションとしてホワイトを用意した。価格は同じく39,800円。予約販売は2007年2月1日より開始し、出荷は2007年3月5日以降の予定。

 myloは、本体にスライド式のQWERTYキーボードを装備した無線LANコミュニケーション端末。SkypeやYahoo!、Googleなどのメッセンジャーソフトと、WebブラウザOperaを搭載し、インターネット通話やWebブラウスなどが行なえる。10月に国内で販売すると発表し、予価を45,000円としていたが、発売前に39,800円に値下げした。
(2006.11.29/impress Watch)
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by fbitnews2006-6 | 2006-11-29 18:40 | 周辺機器  

ドコモやフジテレビなど5社、ワンセグで新会社を設立

 NTTドコモ<9437.T>とフジテレビジョン<4676.T>、ニッポン放送、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ<4795.T>、伊藤忠商事<8001.T>の5社は、携帯電話向けの番組制作などを手がける新会社を年内にも設立する。複数の関係者がロイターに明らかにした。今週中にも発表する見通し。
 新会社は主に、携帯電話向け地上デジタル放送「ワンセグ」で流すコンテンツの企画や制作を行う。現在のワンセグ放送はテレビと同じ番組しか放映できないが、総務省は2008年に独自コンテンツの放送解禁を検討している。新会社の規模や出資比率などは今後詰める。
 通信のブロードバンド化の進展に伴い、通信各社は映像などコンテンツの確保を急いでいる。ドコモは27日に角川グループホールディングス<9477.T>との資本・業務提携も発表しており、携帯電話向けのアニメなどを共同で制作することにしている。
(2006.11.29/ロイター)
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by fbitnews2006-6 | 2006-11-29 14:37 | インターネット総合  

ウィニーによる著作権侵害額、6時間だけで100億円



 コンピュータソフトウェア著作権協会と日本音楽著作権協会は28日、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」によるコンピューターソフトや音楽ファイルなどの著作権侵害額が、6時間の調査だけで推定約100億円に達したと発表した。

 両協会は、10月10日の午後6時から翌日午前零時までの6時間にわたって、ウィニーのネットワーク上で流通し自由にパソコンに取り込めるファイルの数を調べた。その結果、ビジネス用ソフトやゲームソフト、アニメーションなどが355万件(95億円相当)に上ったほか、音楽ファイルは61万件(4億4000万円相当)あった。これらはファイル名から、著作権があるソフトと見られ、ネットワークで流通させれば著作権侵害に当たると両協会は判断した。
(2006.11.29/読売新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2006-11-29 13:13 | インターネット総合  

「WWW」の父が語るWeb世界の未来像


 W3Cは、Webに関する指針の策定を行う国際的なコンソーシアムとして1994年に発足し、400以上の組織が加盟する。日本およびアジア地域を統括するアジアホストは、1996年に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に設置されている。

 W3Cアジア担当副議長の斎藤信男氏(慶應義塾大学名誉教授)は、Webの歴史はWeb 2.0の誕生でひと区切りを迎えたとして、「今後はWeb 3.0や4.0と呼ばれるような次のプラットフォームを創造するリーダーとなりたい」と挨拶した。シンポジウムでは、W3Cの活動成果や産業界との関わり、将来果たすべき役割について、関係者やWeb分野の研究者らがディスカッションを行った。

 総括として行われた対談には、慶應義塾大学常任理事の村井純氏とW3C技術統括責任者ティム・バーナーズ―リー氏が登壇した。日米を代表する「WWWの父」は、インターネットやWeb世界の現状と将来への課題について語った。

 リー氏自身は現在、モバイル分野に注目しているという。「開発環境のオープン化や世界的なユーザーの拡大で今後の発展が楽しみだ。特に文字でのコミュニケーションに注目したい」と語った。

 村井氏は、「日本ではメールやチャットが発達し、欧米と比べてアジア圏は音声よりも文字でコミュニケーションを行う文化がある」という。リー氏もIMをチャットのように利用するなど、「Webやアプリケーションで、ユビキタスに文字や写真でのコミュニケーションが交わされるだろう」と述べた。

 現在のインターネット通信の利用について、村井氏によれば約80%がP2Pであり、残りの10%ずつが映像(VODなど)とTCP通信になるという。「新たな利用形態の広がりでプロトコルが多様化した。ネットワーク負荷が高まり、ユーザーはリンク先をクリックした際の反応の遅さ(遅延)を気にし始めた」と、村井氏は指摘した。

 リー氏はWeb世界でのコミュニティ拡大や個人情報の扱いなどについて触れ、「Web利用では実際の社会や人々の生活にどのように影響を与えるのかをしっかりと考える必要がある」と述べた。また、映像配信やWebアプリケーションといった利用形態の多様化に関して、「インターネットは平等なものであり、個々の利用においてどのような方法がネットワークの適切な利用につながるのかという検討を深めなければならない」と締めくくった。

(2006.11.29/ITmediaエンタープライズ)
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by fbitnews2006-6 | 2006-11-29 13:12 | インターネット総合  

絵文字も空気も読めません 10代がハマるSNS「モバゲータウン」を28歳(♀)が探検した


 
 9カ月で200万人を集めた携帯SNS「モバゲータウン」に、mixi中毒の記者が潜入した。そこに広がっていたのは、mixiとも2chとも全く違う新文化。最初はドン引きだった記者もだんだんとハマっていった……



 ネットコミュニティーには強いつもりだった、「mixi」にハマり、「2ちゃんねる」(2ch)を毎日眺める28歳(♀)の記者。「ネットが分からない」と言う上の世代の気持ちが分からなかった。だが携帯向けSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「モバゲータウン」にトライして、その気持ちが痛いほど分かった――

 モバゲータウンは、開始9カ月で200万人のユーザーを集め、10代に圧倒的支持を受けているSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)&ゲームサイト。日記や掲示板の作成、アバター作成、メッセージ送受信、チャットなどといったSNS的な機能のほか、デコメールを無料ダウンロードでき、30種類以上のゲームが無料でプレイできるのが特徴だ。

 mixiよりも速いスピードでユーザーを集めたという点に興味を惹かれ、登録してから約3週間。当初はカルチャーショックの連続で、正直「ドン引き」状態だったが、しばらく経って文化に慣れると、次第に引き込まれていった。最近まで「アバターを着替たい、という気持がまったく理解できない」と思っていた記者だが、今はアバターアイテムをいかに入手するか、知恵を絞っている――

 そんな記者の「モバゲータウン旅行記」を記していこう。

●「私、人気者!?」――入会直後にメールの嵐

 まずは会員登録して入会だ。入会時のナビゲーションやユーザインタフェースは懇切丁寧で、間違えたり困ったりすることがなさそう。「入力作業に疲れた」と思ったころには励ましのメッセージまで表示され、PC向けサービスに多い、無味乾燥で分かりづらい登録フローに慣れた記者にはとても新鮮だ。

 生年月日は一度登録すると2度と変えられない。ユーザー名の変更も1度しかできず、変更の際は1週間は元の名前が表示される。これらの情報はUIMとひも付けられているため、退会して再入会してもデータが引き継がれる仕組み。複数アカウント取得や年齢詐称は、何度も登録し直せるPC向けSNSよりは難しそうだ。

 登録後数時間のうちに、見知らぬ人から次々に「友達申請」ミニメール(モバゲー専用のWebメール)が届いた。相手はすべて男性。メッセージには「よかったら友達になりませんか?」「年上だけどメールしましょう」などと書かれている。おぬしら、見も知らぬ私にいったい何用じゃ……。

 相手によっては「板橋区に住んでる19歳だよ」「休みは平日週1。趣味は映画鑑賞とドライブ」などといきなり自己紹介してきたり「これから末永く盛り上がっちゃおうよ」と初対面なのに妙に慣れ慣れしかったり……。距離感がつかめない。普段、それほどメールをやりとりしない非モテ記者だが、突然モテモテになった気分だ。

 勇気を出して2人に返信してみる。すぐに返事が来る。「どこ住んでるの?」「何してるの?」――会ったこともない人からのいきなりのプライベート質問に、またもやどぎまぎ。どう返すか迷った末、返信をあきらめてしまった。ごめんなさい……。

 しかし、モバゲータウンの“文法”にはくらくらする。記者はメールに絵文字は使わないタイプだが、モバゲータウン内は絵文字の嵐。「ギャル文字」(と呼ぶのだろうか? 母音などが小文字になったり、数字が丸付き数字になるアレだ)も標準で、絵文字もギャル文字も使えない自分が急に恥ずかしくなってくる。

 みんなは一体、このギャル文字(?)でどんなことを話し合っているのだろうか。気になっていくつか日記をのぞいてみた。

●日記には「ヒマ」「絡んで」

 日記の内容は多様だが、体面を気にして書かれがちなブログと違い、特定のテーマについて書こうとか、面白いことを書かなくては、などという気負いは見えない。mixi日記の感覚に比較的近く、誰かに反応してもらうために何かを書く“つぶやきスペース”といった印象。写真や動画を付けることもできる。

 内容は「ヒマ。絡んで(コメントやメールなどで一緒に遊んで)」「きょうは疲れた」「寂しい」などという単なるつぶやきもあれば、「テストが終わったから復帰しました!」「体育のマット運動が楽しかった」などという学生らしい書き込みも。ブログやmixi日記で流行している「バトン」も格好の更新ネタで「ヒマだからバトン回して」という書き込みも。携帯電話を恋人になぞらえて紹介する携帯バトンが特に目に付いた。

 日記はエントリーごとに閲覧数が表示され、コメントも書き込める。試しに記者も簡単な日記を書いてみたところ、2日で7人が閲覧し、2人の男性からコメントが付いた。全く知らない人と気軽に雑談する――絡む――文化は徹底しているようで、寂しい夜の暇つぶしに役立ちそうだ。

●「モバ彼」「モバ彼女」「モバ家族」――バーチャル人間関係

 掲示板付きコミュニティー機能「サークル」も充実している。総サークル数は20万以上だが、開設できるサークルは1人3つまで。つい最近まで1人1つまでだったこともあり、自分が開設したサークルへのユーザーの思い入れは強い。

 サークルの種類は、趣味から友達探し、暇つぶしまでさまざま。情報交換の場でもあるが、どちらかというと、似た境遇の人同士でだべって楽しむという使い方が主流なようだ。多くのサークルに「しりとり」のスレッドがあることも、暇つぶし的な要素が強いことを裏付ける。

 サークルは、バーチャルな人間関係を生成する場でもある。「モバ彼」「モバ彼女」「モバ家族」「モバ学校」――モバゲータウン限定のバーチャルな人間関係が、サークルを通じて作られ、発展していく。

 最も一般的なのはモバ彼・モバ彼女というバーチャル恋人で、メッセージ交換や掲示板・日記のコメントのやりとりだけで「付き合う」ようだ。「モバ彼募集」「モバカノ募集」といった書き込みは、友達募集系サークルでよく見られる。

 モバ彼、モバカノは、バーチャル限定の付き合いが前提だが、募集の際に住んでいる地域を指定したり、「写メ(携帯電話で撮った顔写真の公開)OKの人」という条件を付けるユーザーも多い。相手の素性が見えた方が楽しくコミュニケーションできるためか、バーチャルからリアルへの発展を期待しているのか、狙いはよく分からない。

 モバゲータウンでは、リアルの出会いを目的とした書き込みを禁止している。モバ彼・モバカノも「バーチャルのみの割り切った付き合い」と考えて楽しんでいるユーザーが大半のようだ。ただ「モバゲーで彼氏・彼女に出会った」と公言する書き込みや、「モバで本気で恋しちゃダメ?」などと相談するユーザーもしばしば見られる。

 モバ家族は、ユーザーが父母や姉妹、兄弟、祖父母、ペットなど家族の役割を分担し、家族みんなで仲良くコミュニケーションする、というもの。実際は「姉の部屋」「兄の部屋」などといったスレッドをサークルに立て、役割に関わらず雑談していることが多いようだ。

 モバ学校は、モバ彼・モバ彼女やモバ家族よりもさらに「おままごと的」だ。サークルの参加者を学生に見立てて、学校にある場やシチュエーションを使ってスレッドを立ててコミュニケーションする。サークルにアクセスしたら、出席を取るスレッドに書き込み。「教室」でユーザー同士で雑談。「購買部」は、スレッドを立てたユーザーが「購買部のおばちゃん」となって、商品販売ごっこをする。生徒役が「おにぎり1つ!」と書き込めば、おばちゃん役が「はいよっ! きょうは寒いからウーロン茶付けとくね」とレスする、といった調子だ。

 シチュエーションごとにユーザーが好みの役割を演じる、いわば“おままごとサークル”はさまざまあり、例えば「ホストクラブ」サークルでは、男性ユーザーが掲示板上で女性ユーザーをもてなし、雑談したり悩みを聞いたりする。会話はこんな調子だ。

 「何か飲もうかな?」「じゃあ、カクテル(酒の絵文字挿入)でも行っとく?」「うん。お勧めの(同)は?」「シンデレラなんてどう? パフェもサービスしとくよ」「ありがとう(ハートの絵文字挿入)」「お待たせしました。シンデレラ、お持ちしました」「じゃあ、カンパーイ」――以下、雑談が続き、盛り上がると「店を出」て、ミニメール交換に移ったりするようだ。

 mixiやGREEなどのPC向けSNSは、リアルのつながりをネット上に持ち込むことを目的とした構造になっており、コミュニティーにはオフ会準備用の機能も備わっている。一方、モバゲータウンは完全にバーチャル寄り。オフ会も原則として禁止されており、現実社会の人間関係を忘れられる点もヒットの要因になっているようだ。プロフィール画像にアバターを使っていることも、“現実とは違うバーチャルな自分”を作り出せる要素になっていそうだ。

 サークルでもう1つ気になったのは、「採点」が流行していること。ファッションリーダーのようなユーザーが、アバターや顔写真を「採点するよ」とスレッドを立て、他のユーザーがそこに書き込んだり、自分の顔写真を貼り付けて「採点」を受ける。結構な人気スレッドで、みんな自らの容姿やアバターの採点を受けては一喜一憂するようだ。しかし彼らはなぜ、見た目を赤の他人に採点されたがるのであろうか。分からない……

●Q&Aで「宿題を聞く」学生たち

 「Yahoo!知恵袋」や「教えてgoo」のようなQ&A掲示板「質問広場」もあり、15万近い質問と、それに対する回答が蓄積されている。質問は「音楽」「趣味」「スポーツ」「仕事・アルバイト」などカテゴリーに分かれており、質問数が最も多いのは、「恋愛」カテゴリーだ。

 恋愛では「恋愛は勉強の妨げになるの?」「彼女へのクリスマスプレゼントをどうすればいい?」「失恋からの立ち直り方教えて」といった素朴な質問から「モバ彼に本気で恋をしてしまいました」といった独特の質問、「アニメが好きだと恋愛対象外ですか?」などと聞く自称オタク男性の質問などさまざま。回答者で議論になることもある。

 ちなみに、モバゲータウンの女子ユーザーは、アニメ好きやオタクに対してかなり厳しく、オタクの恋愛相談に対しては「恋愛対象外」「ありえない」などという回答が寄せられる傾向がある。以前、「オタ、キモイ」と書いた女性のブログが炎上した例があったが、ここでは自らが「オタク」と告白した人の方が集中砲火を浴びるという、PCのネット界から見れば逆転現象のようなものが起きているようだ。

 学生メインのコミュニティーらしく、「勉強教えて」というカテゴリーがあるのも特徴だ。「国語」「数学」「英語」など科目別の小カテゴリーがあり、宿題などで分からない問題を教えあっている。

 数学なら「『1次関数の変化の割合』が分からない」などという漠然とした質問から、数式を示して「解き方教えて」と聞くもの、「『青チャート』何ページの何行目の意味が分からない」というものまでレベルも内容も多様。英語なら「これを英訳して・和訳して」という質問が多い。多くの質問に対して、誰かしらが丁寧に答えてあげていることに驚く。

 ただ記者などは「携帯でちまちま問題文を写し、来るかどうか分からない回答を待つ暇があるなら、自分で回答を考えたほうがよっぽど早いのでは」などと考えてしまうのだが、これは旧人類の考え方なのかもしれない。

 2ch文化とモバゲー文化の“交差点”的な質問も見つけた。「厨房にありがちなことって?」という質問に対しての答えが、2種類に分かれたのだ。1つは「『おまえドコ中?』がお約束」「試験直前に焦り出す」など「中学生」にありがちなことを答えるもの。もう1つは「パセリを使いまわす」「まかないがショボい」など、厨房のもともとの意味、キッチンについて書いているものだ。

●ゲーム中にも絵文字チャット

 ゲームはミニゲームやRPGを含めて40種類以上。リアル対戦ゲームも、クイズと大富豪、リバーシの3種類あり、チャットしながらゲームを楽しめる。クイズの“対戦部屋”には朝から晩まで常に100人以上が待っていて、対戦相手に困ることはないが、深夜が一番人が多いようだ。

 対戦に挑戦しようとドキドキしながらクイズにエントリーすると、他のユーザーはチャットで「よろしく(顔の絵文字)」などとあいさつを交わしている。しかし記者は、どこをどういじればチャット画面に文字入力できるのかすら分からずどぎまぎ。「うわ、私いま感じ悪い!?」と不安になりつつ、1人無言でクイズに参加した。

 記者以外の参加者は、クイズの合間にチャットする人も。クイズに答えるスピードも早く、正答率も異様に高い。記者はいっぱしの社会人として、一般常識で高校生(と思しき他の参加者)に負けるとは思っていなかったのだが、参加した2ラウンドとも最下位。他ユーザーは、何度も同じ問題を解いて回答を覚えてしまっているのかも知れない――と邪推してしまう。

 クイズが終了したら、トップの人に「おめ~(絵文字)」とあいさつするのも常識なようだ。チャットの入力法習得に手間取ってタイミングを逸した記者は無言のまま、あわてて部屋を出るのだった……

●携帯に住む“次世代”

 最初は異文化に引きまくり、携帯の小さな画面や、ゆっくりとした通信にイライラしていた記者だが、中を探検しているうちにだんだん慣れ、海外旅行のような気分で異文化を楽しめた。アバターの着せ替えにはハマってきたし、絵文字・ギャル文字なしの書き込みも「浮いてる」と感じるようになり、絵文字や半角カタカナ文字、母音の小文字化をトライ。正しいかどうかはよく分からないが、なんだか若返った気分だ。

 携帯電話は、PCよりも身近で個人的なツールだ。そこで行われているコミュニケーションも、PC向けインターネットよりもずっと身近で親密で本音ベース。モバゲータウンでは、暇なら暇、寂しいなら寂しいと格好付けずに言ってしまえて、だべったりゲームしたりして時間をつぶせる。学生時代のサークルの部室のような印象だ。

 とはいえ、ブログやPC向けSNS同様の「炎上」もいくつか見たし、中傷合戦のような書き込みもある。コミュニケーションが親密なだけに感情的になりやすく、人間関係がこじれやすい性質もあるようだ。また、携帯電話はPCよりも心を開きがち。“出会い系”に悪用される危険もありそうだ。

 運営者側がトラブル防止に注意を払っている姿勢も見える。書き込みやメッセージ送信のたびに「他人が嫌がる書き込みはやめましょう」と注意が出るし、要所要所でルールを丁寧に説明し、認証もひんぱんにかけている。

 PC向けサービスと同様、自浄現象も働いているようだ。明らかな嫌がらせの書き込みには第三者から指摘が入ることもあるし、サークルでは管理者が「ルール」を決めたスレッドを作り、見たユーザーは「あげぇ」などと書き込んでスレッドを「上げ」ていくという文化もある。

 mixiや2chのようなPC向けネットコミュニティーとはまた違った、携帯ならではの新しい文化が、猛スピードで発展し、広がっているようだ。

(2006.11.29/ITmediaニュース)
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by fbitnews2006-6 | 2006-11-29 13:11 | インターネット総合  

ドコモやフジなど5社、携帯向け放送で新会社――専用番組製作


 NTTドコモ、フジテレビジョン、ニッポン放送、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカパー)、伊藤忠商事の5社は携帯端末向け放送で提携する。年内に新会社を設立、携帯専用の番組制作やサービス開発を共同で手掛け、専門放送局の開設も検討する。通信と放送の大手が組むことで、パソコン中心に進んできた通信と放送の融合が携帯電話分野にも広がる。

 5社は携帯向け放送「ワンセグ」を共同で展開するため、合同会社(日本版LLC)を共同出資で設立する。出資規模や比率は今後詰める。(2006.11.29/日本経済新聞
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by fbitnews2006-6 | 2006-11-29 09:40 | インターネット総合  

アイ・オー、宅内電力線LANを実現するPLCアダプタ発売


 アイ・オー・データ機器は11月28日、家庭内の電力線をLAN回線として利用可能なPLCアダプタを発表、12月下旬より発売する。ラインアップは親機+子機セットのスターターパック「PLC-ET/M-S」、増設用の子機単体モデル「PLC-ET/M」を用意。価格は双方オープン、同社直販「ioPLAZA」価格はPLC-ET/M-Sが2万1000円、PLC-ET/Mが1万3650円(双方税込み)。

 PLC-ET/M-SおよびPLC-ET/Mは、理論値最大190Mbpsとなる電力線通信「HD PLC」方式を採用するPLCアダプタ。セットモデルのPLC-ET/M-Sは初期設定済みとなっており、家庭内のコンセントに差すだけでLAN構築を可能。また増設モデルのPLC-ET/Mも、セットアップボタンを押すだけでPCレスでの簡単設定を行なうことができる。

 通信の暗号化にはAES128ビットが利用可能で、出荷時状態で設定済みとなっている。本体サイズは約121(幅)×40(奥行き)×70(高さ)ミリ、重量は約240グラム。


(2006.11.28/+D PC USER)
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by fbitnews2006-6 | 2006-11-28 20:18 | 周辺機器  

フランス議会、Windowsを捨てLinuxに移行へ



 フランスでは国家憲兵隊と文化通信省に続き、議会がオープンソースへの移行に乗りだした。

 2007年6月以降、フランス議会で使用されるPCにはLinux OSとオープンソースの生産性ソフトウェアが搭載されるようになる。

 国民運動連合(UMP)のRichard Cazenave議員とBernard Carayon議員が推し進めるプロジェクトの下、フランス議会のLinuxワークステーション1154台に、「OpenOffice.org」生産性ソフトウェアと「Firefox」ウェブブラウザのほか、オープンソースの電子メールクライアントが搭載されることになる。

 議会の広報担当によると、採用されるLinuxディストリビューションや電子メールクライアントはまだ具体的に決まっていないという。現在、議会では一部のサーバがLinuxで動作しており、「Apache」ウェブサーバと「Mambo」コンテンツ管理システムが運用されている。

 このプロジェクトでは、技術サービス会社Atos Originの調査結果を受け、フランス下院が決断を下した。

 議会は、「今後は、オープンソースソフトウェアが議会メンバーのニーズに適した機能を提供するようになる。移行やトレーニングのコストを差し引いても大幅なコスト削減になることが今回の調査では分かっている」と述べている。

 オープンソース支持者らはこの判断を歓迎している。オープンソースコンピューティングの研究と振興に携わるAprilの会長Benoît Sibaud氏は、オープンソースへの移行により、フランス議会は特定のベンダーに依存することなく内部の情報技術をコントロールできるようになり、公金が有効に活用されるようになると述べる。

 フランスの公的機関がPCをLinuxに移行するのはこれが初めて。これまでのオープンソース移行プロジェクトで採用されてきたソフトウェアは、サーバ向けのもの(農務省のケースがこれに該当)や、OpenOfficeとFirefox(国家憲兵隊のケースがこれに該当)だった。



(2006.11.28/CNET Japan)
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by fbitnews2006-6 | 2006-11-28 20:17 | インターネット総合