春モデル発表を控え、販売状況は「やや待ち」傾向に




携帯販売ランキング(1月14日~1月20日):ドコモは2007年に発表済みの春商戦向けモデル「705iシリーズ」を発売、auやソフトバンクモバイルも春モデルの発表を間近に控えている。そのためか、各社とも順位の変動がかなり穏やかになり、携帯売り場では「待ち」の傾向も感じられる。そんな中で人気の機種は何か、早速今回のランキングをチェックしていこう。

●905iシリーズ、勢いはやや衰えるも7機種がランクイン──705iシリーズの動向は

 今回のドコモ販売ランキングは、前回と同様に905iシリーズの売れ行きがやや穏やかになった傾向は変わらず、順位の変動も少なかった。

 首位はパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P905i」が獲得。前回、シャープ製の「SH905i」に抜かれ、発売以来初めて2位へ落ちたが、今回は首位を奪還した。成人の日を含む連休に向けて販売店がある程度在庫を確保できたためかもしれない。ちなみにP905iはキャリア総合ランキングでも首位に返り咲いている。

 続いて2位にSH905i(前回1位。キャリア総合4位)、3位にユニバーサル携帯「らくらくホンIV」(富士通製。前回3位)、4位にワンセグ搭載の「SH704i」(シャープ製。前回5位)、5位にワンセグ+ヨコモーションの「F905i」(富士通製。前回4位)がランクインした。

 なお、2007年11月に発売した905iシリーズは今回、P905i、SH905i、F905i、「N905iμ」(NEC製)、「D905i」(三菱電機製)、「N905i」(NEC製)、「SO905i」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)の7機種すべてがランキングに登場。2008年1月現在、キャリア総合ランキングを見ると他社端末にかなり追い上げられる状況ではあるものの、ドコモ端末では最新機種へのニーズが高いことがうかがえる。

 対して、905iシリーズと同日に発表した「705iシリーズ」や905iシリーズの企画端末(2008年春商戦向けモデル)の発売も1月22日から始まった。22日発売の「F705i」を皮切りに、「AQUOSケータイ SH905iTV」が24日、「P705i」が25日、「D705i」と「D705iμ」が30日、「amadanaケータイ N705i」が2月1日に登場する。

 22日に発売したF705iの新規価格は、バリューコースの一括払いで4万1790円、24回分割時で1610円/月(頭金3150円)。905iシリーズの価格よりやや安価に設定される。一括払いで約1万円/24回分割払いで約400円/月の差を、果たしてユーザーは大きいとみるか、小さいとみるか。次回、705iシリーズがどのような動きをするかに注目したい。

●Woooケータイ、新色効果か首位に踊り出る──最新機種はじわじわ人気が上昇

 auの販売ランキングは、前回、早々に2008年モデルが登場したものの登場する顔ぶれは変わらず、各機種で順位が互いに入れ替わった程度の動きとなった。

 首位は前回の3位から一気に躍り出た、2007年秋冬モデル「Woooケータイ W53H」(日立製作所製)が獲得。1月18日に新色「フレンチピンク」と「アラビアンブラウン」を追加した効果が早速出た印象だ。反面、より安価に販売する2007年夏モデルの人気機種「EXILIMケータイ W53CA」(カシオ計算機製)と「W52SH」(シャープ製)も依然、高い人気を維持している。

 2008年発売の新機種第1弾となった「AQUOSケータイ W61SH」は、前回と同じ5位を維持する。au端末はau買い方セレクトの開始以降、新機種がいきなり飛躍し、そのまま人気を維持する例がまだない。唯一、初登場1位を獲得した「INFOBAR 2」は2008年1月半ば現在、残念ながらランキングから姿を消してしまい、今回首位のWoooケータイ W53Hは初回の5位から、じわじわ順位が上がった印象だ。これは、ハイエンドのKCP+採用機種の登場が遅れ、2007年冬商戦向けの新機種商材が普段よりやや少なかったことも多少は影響していると思われる。

 さて、auは同社が「1月28日に何かを大発表」と告知するように、おそらく28日に2008年春モデルを発表し、遅れていた秋冬モデルのKCP+採用機種「W56T」「W54S」なども近日に発売すると思われる。2008年の春商戦は結果として、春モデルに秋冬のKCP+採用端末を加えた数で勝負できる、ということになろう(ただ、春モデルのKCP+採用端末のでき次第では、秋冬KCP+端末が買い控えられる可能性はあるかもしれない。こちらはちょっとした心配の種だ)。

●ランキングはやや停滞気味、新機種発表と“値下げ”待ちか

 ソフトバンクモバイルの販売ランキングは、2007年秋冬モデルの発売をすべて終え、旧機種の大きな価格改定もないためか大きな変動はない。

 首位はカラーバリエーション豊富な「812SH」(シャープ製)が獲得。続いてシンプル&スリムな「705Px」(パナソニック モバイル製)、“AQUOSケータイ第4弾”「920SH」(シャープ製)がランクインした。

 今回、順位を上げた端末は、厚さ12.9ミリの“フラットスライド”端末「810P」(パナソニック モバイル製。2007年6月発売)とシンプルな大人向け端末「GENT 812SH sII」(シャープ製)の2機種。それぞれ6位から4位、9位から7位と2つ順位を上げた。

 ソフトバンクモバイルもauと同じく、2008年春商戦向けの新機種発表を控えている。2007年は1月25日に発表したことを勘案すると、もう“間近”であることが予想される。そうなるとどんな新機種が出るかはもちろんだが、旧機種(それもハイエンドモデル)の値下げも注目しておくと、よりお得に携帯を購入できるかもしれない。例えば、値下げで人気が再燃した今回6位のAQUOSケータイ第2弾「911SH」(2006年11月発売)の次、“AQUOSケータイ第3弾”「912SH」などの2007年夏モデルがもしかして、という可能性も大きいと思われる。

 そのほか、3月1日に開始する“ディズニー・モバイル”の端末「DM001SH」の販売データはどのようにカウントされるだろう。DM001SHは現在2機種ともランクインするTHE PREMIUMシリーズをベースにした端末だが、端末の購入や契約はオンラインストア disneymobile.jpのほか、全国のソフトバンクショップ店頭や家電量販店でも行えるという

(2008.1.27/+D Mobile)
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by fbitnews2006-6 | 2008-01-28 09:36 | 周辺機器  

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