ウイルス作成院生逮捕 大阪電通大学長が謝罪 「情報倫理教育を強化」



 アニメ画像を無断使用し、コンピューターウイルスを作成していた中辻正人容疑者(24)の逮捕を受け、大阪電気通信大(大阪府寝屋川市)が25日、記者会見を開いた。元場俊雄学長は「学内から法令に触れるような容疑者が出たことについて世間の方々、在学生や保護者の方々に深くおわびしたい」と謝罪。中辻容疑者の処分に関しては「容疑の詳細を把握した上で、適切に対処したい」と話した。

 今回のウイルスの元とされ、中辻容疑者が作成したと供述している「原田ウイルス」には、同大の学生の写真が使われていた。感染すると学生宅の電話番号が表示されるため、約2年前から迷惑電話が相次ぎ、番号変更を余儀なくされたという。しかし、この件に関し大学側は、中辻容疑者が逮捕された24日に学生の保護者から相談があるまで事実を把握しておらず、2人の関係について「同じ専攻なので顔見知りと思うが、具体的にはこれから調査したい」と語るにとどまった。

 中辻容疑者の担当教授らに聞き取り調査したところ、「目立って変わったところのある学生ではなかった」といい、「研究室は狭く、大勢の学生がいる。だれかが何かやっていればすぐに分かる」と、学内でウイルスを作成したことはないとの認識を示した。

 再発防止策として「情報倫理教育を強化したい」と述べ、新年度から個人情報や著作権保護などについての講義回数も増やす方針を明らかにした。

 この日も大学では通常の講義が行われており、工学部4年の男子学生(22)は「こんなことで学校の評判が下がるのは残念。(中辻容疑者には)せっかく学んだ知識を、世の中の役に立つように使ってほしかった」と話していた。
(2008.1.25/産経新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2008-01-25 20:10 | インターネット総合  

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