SEO市場、右肩上がり 国内100億円に迫る 外部委託、動き拡大




 「Yahoo!JAPAN」や「Google」といった検索サイトの検索結果に、自社のウェブサイトをより上位に表示させるための代表的手法といえるSEO(検索エンジン最適化)が右肩上がりで成長している。そのSEO関連ビジネスの2007年国内市場規模が約100億円規模にのぼったことが、検索エンジンマーケティング大手のアウンコンサルティング(東京都千代田区)の調査でわかった。

 同調査によると、国内SEO市場規模は06年の79億7000万円から07年は前年比25%増の99億6000万円に拡大したと試算している。要因については、大企業や中小企業を問わず企業の間でSEOが効果のあるマーケティング手法として認知されてきたためと分析している。

 SEO市場の規模拡大の原動力となったのはアウトソーシング(外部委託)分野。ウェブサイトの構造的問題の洗い出しや改善などのSEO業務はこれまで、外部委託せず自社内で行ってきた。しかし、07年には大企業を中心にSEO専門業者に委託する動きが際だった。アウトソーシング分野の市場規模は前年比58%増の26億円に一気に拡大した。

 中小企業では業績低迷の影響で、外部委託の件数は少ないが、有料セミナーなどに積極的に参加し、最新のSEO対策の知識を吸収する動きが活発になっている。このため、SEO対策を企業内で行うインハウス分野も年々拡大し、07年の市場規模は前年比15%増の57億1000万円と2けた増となった。厳しい経営環境の中でもSEO対策にコストをかける企業が増えており、SEO対策の重要性を認識している企業が増えていることを改めて印象付けた。

 今後について、同社では「大企業を中心にSEOの新規導入が継続的に拡大し、11年まで高成長が続く」と分析。SEO国内市場規模は、10年には07年比約60%増の年間164億円、11年には同約76%増の176億円にまで拡大するとみている。
(2008.1.15/フジサンケイ ビジネスアイ)
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by fbitnews2006-6 | 2008-01-15 11:40 | インターネット総合  

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