ITで野生動物の被害防止へ



野生の動物や鳥による農作物の被害は平成18年度には196億円に上り、過疎化や高齢化が進む地域では特に被害が深刻で、地域の住民が襲われるケースもあとを絶ちません。このため、総務省は、IT=情報通信技術を野生動物による被害を防ぐために活用しようと、対策に必要な電波の割り当てや技術方式をことしの夏までに決める方針を固めました。これを受けて、各地の自治体などでは、知能が高く対策が難しい猿や危険性の高いクマなどに電波を発信するICタグの付いた首輪をはめて、住宅や畑に近づくとブザーで知らせたり動物の居場所をメールで知らせたりする取り組みを始める見通しです。ITを使った試みは、これまでもありましたが、専用の周波数がないため、ほかの電波と混信して十分に機能しないなどの問題がありました。野生動物の管理に詳しい日本獣医生命科学大学の羽山伸一准教授は「混信がなくなるうえに、デジタル化で動物の位置情報がわかるようになるため、常に見張りをする必要がなくなり、対策にかかるコストや負担を軽減できる効果も期待できる」と話しています。(2008.1.14/NHK)
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by fbitnews2006-6 | 2008-01-14 02:05 | 周辺機器  

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