Yahoo!サービス、Google携帯やiPhoneにも対応へ

2008 International CES:
「GoogleのAndroidは、Windows Mobileと同様に、サポートする予定のモバイルOSの1つだ」とYahoo!モバイル幹部は語る
 米Yahoo!はさまざまな携帯電話プラットフォームで動くモバイルインターネットサービスを開発する。おそらくGoogleの携帯電話ソフトやAppleのiPhoneにも対応するだろう。同社上級幹部が1月7日に語った。

 同社は従来よりもオープンな新戦略で自社サービスと競合他社のサービスを組み合わせることに力を入れており、その姿勢を示すのにやぶさかでないと、モバイル責任者マルコ・ボーリーズ氏はConsumer Electronics Show(CES)の会合で話した。

 独自の携帯ソフトで既存の携帯電話と競合しようとするよりも、これら端末に対応するインターネットサービスを提供することで、数億人の携帯電話ユーザーにリーチできるとボーリーズ氏は述べた。

 Yahoo!は7日に、Yahoo!サービスを既存の携帯電話から利用しやすくするための取り組みを発表した。

 過去2年間、Yahoo!は多くの地域で、自社サービスを携帯電話に搭載するために携帯キャリアや端末メーカーと提携を結んできた。

他社製ウィジェットに対応
 同社の計画には、他社がYahoo!ページに載せられるミニWebサイトを作れるようにすることも含まれる。Yahoo!をWebの入り口として利用する消費者を拡大することが狙いだ。

 Viacom傘下のMTVとNews Corp.傘下のMySpace、eBayなどが、Yahoo!のWebページ内で動作するミニWebサイト(ウィジェットと呼ばれる)を開発している。

 またYahoo!は、ユーザーがApple、Google、Microsoftのソフトや、Nokiaが支持するSymbianソフトを走らせている携帯電話でお気に入りのWebサイトを使えるようにするため、Yahoo! Mobile Widgetを開発すると、ボーリーズ氏はアナリストやマスコミの質問に応えて語った。

 「われわれの仕事は、Yahoo! Mobile Widgetが優れたユーザー体験を生み出すあらゆるプラットフォームで動作するようにすることだ」(同氏)

 「当社にとって(Googleの)Androidは、(Microsoftの)Windows Mobileや(Nokiaの)Series 60のように、現実のものになったらサポートする予定のモバイルOSの1つだ」と同氏はアナリストの質問に答えた。

 Googleは11月に、端末メーカーやネットワーク事業者など30社以上のパートナーでつくる団体Open Handset Allianceを発表した。パートナーのうち数社は、Googleの携帯電話ソフトAndroidを搭載した端末を2008年半ばまでに投入する見込みだとしている。

 別のアナリストはボーリーズ氏に、Yahoo!がモバイルウィジェットシステムについてほかのインターネットコンテンツ企業、具体的にはSNSのFacebookと提携するかどうかを尋ねた。

 同氏はコメントを控え、「本日はほかの発表をする用意はないが、多数の企業と話し合っている」と語った。

 AppleのWebツールキットを使ったiPhone用の特別版モバイルウィジェットを開発するかとの質問に対しては、来週開催のMacworldでAppleがそうした提携を発表するかどうかに触れることを避けた。

 「われわれはここでは何も発表しない」と同氏は記者の質問に対して答えた。

 同氏はそこで言葉を切り、会合に集まった記者とアナリストは笑い出した。Appleは自身であらゆる発表を行うため、ニュースリリースのタイミングを厳密にコントロールしている。

 携帯電話のインターネット利用を容易にする「すべてのデバイスで、Yahoo!サービスを確実に動作させる」と同氏は語った。

 開発者は、ユーザーがYahoo!内でウィジェットをクリックした際に広告を表示することで利益を得られる。Yahoo!は開発者にブランド広告と検索広告を供給する。ウィジェット作成者には、ほかの広告を配信する選択肢もある
(2008.1.9/ロイター)
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by fbitnews2006-6 | 2008-01-09 23:04 | インターネット総合  

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