昨年の不正アクセス届け出数、減少も被害は微増-IPA調べ

 情報処理推進機構(IPA)は7日、07年のコンピューターウイルス・不正アクセス届け出状況を発表した。それによると年間届け出件数は、ウイルス、不正アクセスともに前年比で減少。ただ、不正アクセスの被害件数は同約3%増の237件と悪化した。IPAではIDとパスワードの厳重な管理・設定やOS(基本ソフト)のアップデート(機能拡張)などの対策を呼びかけている。
 不正アクセスの年間届け出件数は218件(06年比約34%減)。05年以降減少傾向が続くものの、被害件数は微増になった。
 被害の内容はファイルの書き換え(93件)やホームページの改ざん(18件)が多かった。原因はID・パスワード管理・設定の不備(27件)のほか、前年57件だった原因不明が80件と大幅に増加。不正アクセスの手口が巧妙化し、原因の究明が困難になっていると推測される。
 ウイルス件数は年間3万4334件(同約24%減)となり、05年を境に減少傾向をたどっている。大規模な感染を引き起こす大量メール配信型のウイルスが出現していないことなどが理由。届け出件数のうち、実際に感染した割合は前年と同水準の0・2%の割合で、セキュリティー対策ソフトを用いた基本的な対応の浸透ぶりがうかがえる。
(208.1.8/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2008-01-08 19:45 | インターネット総合  

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