大塚商会、中国での暗号化ソフト利用申請支援サービスを拡充


 大塚商会は中国に進出した日系企業向けに暗号化ソフトの利用申請支援サービスを拡充する。中国はパソコン内の機密データ保護などに用いられる暗号化製品の使用を規制。同サービスにより企業は煩雑な申請作業に悩まされることなく合法的に暗号化ソフトを使用することができる。申請後認可を得るまでの期間は約2カ月。価格は70万円から。サービスの拡充で大企業を中心とした需要を取り込み2010年までに150社の利用を見込む。
 支援サービス「暗号製品利用らくらくパック」の新メニューとして7日に追加するのは、日立ソフトウェアエンジニアリングの暗号化ソフト「秘文AEフルディスクエンクリプション」への対応。同ソフトの利用許可が得られれば、ハードディスク駆動装置(HDD)内の全データを暗号化したパソコンを中国の法制度に適した形で使用できる。
 従来のメニューは日立ソフトの情報漏えい防止ソリューションの「秘文AEシリーズ」のうち、CD―ROMなど外部メディアに書き込んだデータを暗号化する対策品や、パソコンから外部へのデータ持ち出しを制御する製品などにとどまっていた。新メニューの追加でユーザーは中国で使用する機密データを外部メディアに書き込むことなく暗号化できるようになる。
 中国では「商用暗号管理条例」によって外資系企業による暗号化製品の生産や販売を厳しく規制。出張などによる持ち込みや現地法人での使用も制限を受け、国家暗号委員会へ申請しなければならない。申請には内容調査や中国語による書類作成といった煩雑な作業が必要となる。
 このため大塚商会は市場での認知度が高い同AEシリーズを対象にした申請の準備から認可を得るまでのコンサルティングや輸出手続き、インフラ構築・運用を支援する同らくらくパックの提供を07年2月に開始。大企業を中心にこれまでに130件の引き合いを得ている。(2008.1.7/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2008-01-07 17:38 | インターネット総合  

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