売れてる? 売れてない? 新OS「VISTA」に賛否両論







 延期に延期を重ね、満を持して世に送り出されたマイクロソフトの新OS「Windows Vista」。「Windows XP」発売から約6年という、長い年月を経て登場したこのOSに対する世間の目は、慎重そのものだった。

 米マイクロソフトは、1月30日に一般向け発売を開始した「Windows Vista」の全世界での売り上げが、1か月間で2000万本を超えたと発表している。「XP」の売り上げは2か月で1700万本超とされており、世界を見渡せば売れ行きは好調だ。




 では、なぜ慎重なのか。「Vista」の一番の敵は、同社の製品である。「Windows XPで十分」という理由から、買い替えすら検討しない人が多いのだ。「XP」がそれほどまでに優れたOSであるといった見方もできるが、6年もの時を経て発売された製品に対する評価としては、寂しさが漂う。

 また「Vistaにする必然性がない」といった声も強い。3D表示の美しいデスクトップや高度なセキュリティを売りにしているが、3Dデスクトップを快適に使用するには、高スペックのパソコンが要求される。セキュリティ強化のためだけにOSを買い替えることは、ヘビーユーザー以外では多くないだろう。大多数は「今のパソコンが壊れたら、次はVistaにしよう」という考えで、OSは「付属ソフト」的な位置づけであることが見て取れる。

 そして「満を持し過ぎたのかもしれない」という見解もある。「Vista」に対する情熱は、Windows史上最多の8種類リリースという部分からも伺えるが、その豊富な種類がくせ者だ。Home Basic、Home Premium、Business、Ultimate……。どれを手に取れば良いのかすらわからず、悩む前に購買意欲が失せたという声もある。これでは本末転倒だ。


 強気な姿勢の影で、「XP」のサポート延長といった動きも見せるマイクロソフト。時間が経てば自然と「Vista」への移行が進んでゆくことになるだろう。しかし現状では、発表された数字と購買意欲に温度差を感じざるを得ない

(2007.12.28/mixiニュース )
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by fbitnews2006-6 | 2007-12-28 17:37 | PC  

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