<マック>国内シェア倍増 iPod人気が波及



 長く低迷していた米アップル製のパソコン「マック」の売り上げが好調だ。国内販売シェアは今年前半からほぼ倍増し、特にデスクトップパソコンでは上位を脅かす存在になりつつある。デジタル音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」のヒットでアップルのブランドイメージが高まり、パソコンにも波及した格好だ。

 調査会社BCNによると、マックの国内シェアは、今年前半は3%台半ばに低迷していたが、11月には6.2%に回復。8月に3年ぶりにデザインを一新したデスクトップに限れば、11月は9.9%と今年前半の5%前後から上昇し、国内メーカー3位のソニー(10.3%)に肉薄した。

 さらにマックを勢いづかせたのは、10月の基本ソフト(OS)の刷新だ。ウィンドウズとの併用を可能にした新OS「レパード」の発売に踏み切った。マックは従来、独自のOSを搭載し、広く普及した米マイクロソフトのOS「ウィンドウズ」用ソフトが使えなかったが、利用者の不便が解消された。

 BCNによると、アップルのOSの国内販売シェアは10、11月には約6割に達し、ウィンドウズを抜いた。「iPod購入者がレパードを買い求めた。パソコンもマックに乗り換える原動力になった」(大手量販店)という。

 アップル日本法人は「マックはこれまで『設計やデザインなど専門家にファンが多いが、一般ユーザーにはやや専門的』『操作が難しい』との先入観があった。iPodの普及でそうしたイメージも薄れ、身近な存在になった」と人気回復の理由を説明する。

 世界でも、マックの販売は好調で、今年7~9月は前年同期比34%増の216万台と四半期ベースの過去最高を記録した。日本では量販店にマック専用売り場を開設してアップル社員を常駐するなど販売てこ入れを本格化、ウィンドウズからの乗り換えを促す。アップル日本法人は「日本でもシェアはさらに伸びるはず」と、音楽市場を席巻したiPod同様、パソコンでも攻勢をかける構えだ
(2007.12.9/毎日新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-12-09 10:29 | PC  

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