<インクカートリッジ>エプソンの敗訴確定 最高裁が棄却
プリンター用インクカートリッジのリサイクル品を巡り、セイコーエプソンが特許権侵害を理由に、再生品販売最大手のエコリカ(大阪市)に販売差し止めなどを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は9日、エプソン側の上告を退ける決定を出した。エプソン敗訴の2審・知財高裁判決(今年5月)が確定した。
インクカートリッジのリサイクル品を巡っては、最高裁第1小法廷が8日、キヤノンに対する特許権侵害を認めて、販売を差し止める判決を言い渡したばかり。しかし、エプソン訴訟では1、2審とも「特許は新規性がなく無効」として、請求の前提となる特許権を否定したため、逆にメーカー側敗訴となった。
(2007.11.9/毎日新聞)
by fbitnews2006-6 | 2007-11-10 05:36 | 周辺機器