Googleのモバイル計画、間もなく発表


米国時間の11月5日、Googleが以前からうわさされていた「Googleフォン」の計画を発表する。Linuxベースの携帯電話OSが登場する見込みだ2007年11月05日 11時34分 更新
 米Googleは11月5日(米国時間)、携帯電話OSや、複数の携帯キャリア、端末メーカーとの幅広いアライアンスを含むモバイル戦略を発表する。この件を知る筋が3日に伝えた。

 情報筋は、GoogleモバイルOSはオープンソースのLinuxコードを基盤とし、電子メールや地図などGoogle独自のサービスに加え、さまざまなソフト開発者のアプリケーションもサポートすると話す。

 同社の提携相手には、米Sprint Nextel、独Deutsche Telekom傘下のT-Mobile USA、米Motorola、韓国Samsung Electronicsなどが含まれると情報筋は言う。

 Google OS搭載の携帯電話は2008年半ばまでに市場に登場する見込みだと、この計画のブリーフィングを受けたある人物は語った。

 「Googleがやろうとしているのは、もっと多くの利用者を勝ち取ることだ。それが携帯デバイスだ」とこの人物は匿名を条件に話した。

 「Googleは(モバイルで)これまでの取り組みに不満を持っていた。そこで違った戦術を取り、『われわれが要になる幅広いワーキンググループを作ろう』と言っている」とこの人物は付け加えた。

 この情報筋によると、同社のアライアンスはモバイルWebサーフィンの促進を目指し、25社以上が加盟する。ほかの情報筋は、最大手端末メーカーNokiaの不参加が目立つと言う。NokiaはスマートフォンOSを開発する英Symbianの株式の47.9%を保有している。

 デスクトップコンピュータ向けのWeb検索で圧倒的に優勢なGoogleは、以前から携帯電話でのインターネット利用が成長のカギになると主張してきたが、まだ市場に食い込むには至っていない。

 別の情報筋は、Googleが自社のモバイル製品を多数の携帯電話に対応させたいなら、新しいアプローチを取り、複数のパートナーと協力しなければならないと指摘する。

 MicrosoftのOSが優勢なデスクトップコンピュータとは違って、携帯電話向けには互換性のない複数のOSがあり、アプリケーションベンダーが各端末向けにソフトをカスタマイズしなければばらないことも多い。

 「Googleがモバイル環境に目を向けたら、デスクトップとはまったく違う環境であることが分かる。モバイル環境を作る土台が存在しない」とほかの情報筋は言う。「Googleは必ずしもユーザーの携帯電話になりたいとは思っていないが、同社のビジネスモデルを携帯電話に拡大したがっているのは確かだ」

 Google株は先週、携帯電話市場参入のニュースを受けて急騰し、700ドルを超えた。2日のNASDAQ市場での終値は711.25ドルと、過去6カ月間で50%の値上がりとなり、Yahoo!株の値上がり率9%を上回った。

 だがアナリストは、Googleは米国大手携帯キャリアと提携するために、譲歩しなければならないかもしれないと指摘する。キャリアは自社のデバイスや機能に対する支配力を維持する方を好む。

 投資家は数カ月前から、AppleがiPhoneを設計したように、Googleが携帯電話を設計するかもしれないと憶測していた。だがAppleとは異なり、Googleはデバイスでは知られていないため、ハードよりもソフトで自社のモバイルサービスを広めようとするだろうとアナリストは予測している。

 Googleは米Verizon Wireless(米Verizon Communicationsと英Vodafone Groupの合弁)と、Verizonが提供する携帯電話にGoogleアプリケーションを搭載する計画について交渉してきたと、この件に詳しい筋が先週明らかにした。

 機関投資家向けに業界トレンドを追っているReuters傘下のAnianは今年の夏に、Googleが台湾のHigh Tech Computer(HTC)とLinux搭載携帯電話を2008年第1四半期に立ち上げるために提携したと伝えた。

 各社にコメントを求めたが、回答を拒否された
(2007.11.5/ロイター)
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by fbitnews2006-6 | 2007-11-05 14:03 | インターネット総合  

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