高速・高機能化したGmailが「数週間以内」にお目見え予定



 米Googleは29日、近く「Gmail」の新バージョンをリリースする予定であることをGmail公式ブログで発表した。Gmailが高速になるほか、ユーザーインターフェイスの改良や新機能の追加も行なわれる予定だ。

 この新バージョンをリリースする理由について、GoogleがGmailのリリース以来、「大きなWebアプリケーションを構築することや、Webブラウザを限界まで利用した時に何が起こるかについて多くを学んだ」ことによると説明している。

 その結果としてGmail開発チームは、基本的なソースコードに多くの変更を加えた。新ソースコードに基づくGmail新バージョンのリリースは、今後数週間のうちに、まずInternet Explorer 7とFirefox 2ユーザーに向けてリリースされる予定だ。その後、他のブラウザへの対応が行なわれる。

 新バージョンでは、Google GroupsやGoogle Page Creatorなどで使われている共通コンポーネントを利用するほか、Google Appsのいくつかのアプリケーションで使用されている「Contact Manager」と呼ばれる高機能なアドレス帳が採用される見込みだ。この新しいユーザーインターフェイスの一部はすでに、限定された英語版アカウントでテストされている模様だ。

 さらに新しいキーボードショートカットも導入された。これについては29日付で新たにヘルプページに記載されており、「shift+i」でメッセージを既読にして次のメッセージに進んだり、「shift+n」でメッセージを更新するなど、6つの新しいキーボードショートカットが紹介されている。そのほかに特定のメッセージやメール検索をブックマークできる機能も用意されるとしている。

 新バージョンのGmailでは高速化にも注力した。ページをリクエストしてレンダリングするのに1秒かかれば、大量のメールを読む間には数時間を無駄にすることになってしまうからだ。

 Gmail開発チームでは高速化するためにアプリケーションの徹底したプロファイリングを行ない、1,000分の1秒単位で高速化を図った。また、メッセージをあらかじめバックグラウンドで読み込んでおくことによって、メールを開くときにはGoogleのサーバーと通信せずに済む仕組みも導入した。このことによって、特にSafari 3アルファ版などの最新ブラウザではかなりの速度でメールを開くことができるようになったという。

 このバージョンアップに伴い、サードパーティによるGmail拡張機能の一部が動作しなくなる可能性が高い。Gmail開発チームでは、人気のある拡張機能の開発者と連携を取っているという。もし、これらの拡張機能が動作しなくなった場合には、アップデートがないかどうか確認するようユーザーに要望している。
(2007.10.31/Impress Watch)
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by fbitnews2006-6 | 2007-10-31 15:35 | インターネット総合  

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