NEC、超最速CPU搭載したベクトル型スパコンを世界同時発売


 NECは25日、単一コアで100ギガフロップス(1秒間に1000億回の浮動小数点演算性能)を超える超最速CPUを搭載し、512ノード接続で839テラフロップス(同839兆回の浮動小数点演算性能)を実現する世界最高速のベクトル型スーパーコンピューター(スパコン)を世界同時発売したと発表した。08年3月に出荷を始め、レンタル月額は298万円から。売り上げ規模は年200億円、3年間で700システムを見込む。
 発売した「SXシリーズ・モデルSX―9」は気象予報や流体解析、高分子設計などの分野で高い実効性能を発揮。心臓部となるCPUは3年ぶりの世代交代。線幅65ナノメートルの最新プロセスなどの採用で、消費電力、設置面積とも従来比で約4分の1に縮小した。
 単一コア性能は従来機比6倍の102・4ギガフロップス(同1024億回の浮動小数点演算性能)に高め、一秒あたり256ギガバイトの広いメモリーバンド幅を実装。従来機(SX―8)の1ノード(CPUが8個)構成に相当する演算能力を1チップに集積した。
 SX―9のシステム性能は1ノード(CPUが16個)構成時で従来機比13倍の1・6テラフロップス(1秒間に1兆6000億回の浮動小数点演算性能)。さらに最大1テ  ラバイトの大規模共有メモリーや一秒あたり最大128ギガバイトの超高速インターコネクトなどの強化により、最大5612ノード接続でペタフロップスに迫る演算能力を実現できる。(2007.10.26/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-10-26 17:14 | PC  

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