FTTH加入者、値上げ響き伸び悩み-ISP各社まとめ


 インターネット接続事業者(ISP)における家庭用光ファイバー通信回線(FTTH)の加入者数が伸び悩んでいる。各社は今春以降、集合住宅向けプランの値上げを断行。急増する通信量に対応するための設備投資負担増を補うためだが、加入者の新規獲得が低迷することも予想していた。その懸念が実際に数値に表れてきた。
 ニフティは08年3月期末のFTTH会員数目標を107万人から97万人に下方修正した。同社は他社に先駆け5月の加入分から金額ベースで最大420円、率で同12・7%値上げ。25日の中間決算会見で和田一也社長は「他社も早々に追随値上げすると読んだが、意外に遅かった」とこぼす。
 ソネットエンタテインメントは7月に10月からの値上げを発表。7―9月期のFTTH加入者の伸びを見ると、06年の5万人に対し07年は3万人にとどまった。吉田憲一郎社長は「値上げしない他のISPにお客さまが流れた」と分析する。
 9月に12月からの値上げを発表したNECビッグローブは「他社がすでに値上げを表明していたこともあり、今のところお客さまの反応は冷静。ただ12月にならないと分からない部分もある」(佐久間洋専務)。現状は先行値上げ組の苦戦が目立つが、各社の足並みがそろう今年度末の加入者数が注目される。(2007.10.26/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-10-26 11:39 | インターネット総合  

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