富士通、サーバ事業で基本戦略-DC最適化に照準


 富士通は3日、サーバ製品を中核としたプラットフォーム事業の基本戦略を発表した。4月にシステムプロダクトビジネスグループ長に富田達夫経営執行役常務が着任後、初の方針説明。サーバ事業の現状分析に加え、拡大が見込まれるデータセンター(DC)向け需要を視野にシステム全体での最適化に力を注ぐ方針などを示した。
 サーバ事業の収益性は05年度を底に「U字回復」(富田常務)を遂げ、07年度の営業利益率は3―5%に改善する見通し。当面は「この水準をボトムベース」(同)とし、収益拡大に取り組む。併せて「サーバ1に対して、他事業への波及効果は全体で4倍ある」(同)と強調した。
 DCの最適化では製品単体での性能強化だけでなく、仮想化やミドルウエアなど全体に横くしを通すアーキテクチャー(設計概念)の確立を目指す。新概念に基づいてグリーンIT(省電力・冷却)化を本格化する。
 製品関連ではブレードサーバをテコ入れし、社長直轄の専門チームを50人規模で発足。開発と販促活動を一元化した。
 サーバ製品全体のロードマップ(工程表)については、基本路線は踏襲しながらも基幹IAサーバ「プライムクエスト」を強く前面に押し出す従来スタンスを軌道修正。用途に応じて等距離で(サン・マイクロシステムズと共同開発している)ソラリス(UNIXサーバ)市場も維持、拡大する考えだ。(2007.10.4/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-10-04 10:59 | PC  

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