auショップ新戦略 米ドラマ「24」DVD無料配布




 KDDIが携帯電話販売店への集客を図るため、映像ソフト販売会社の20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパン(東京都港区)と提携し、海外人気ドラマのDVDを無料配布することが29日、分かった。日本でも大ブームとなった米テレビドラマ「24(トウェンティーフォー)」の一部を収録した特別版を店頭に置く。激化する携帯電話商戦で顧客を引きつける“切り札”として10月に開始する。

 「24」は新機軸のサスペンス作品として2001年のスタート以来、世界20カ国以上で放映され、続編も次々に制作されたヒット作。今回の特別版は、4つのシリーズからそれぞれ第1話を収録した“お試し版”となる。

 さらに、KDDIの携帯電話ブランド「au」のサービスや、20世紀フォックスが発売するDVDの紹介映像も収められ、両社の宣伝媒体の役割を高めている。

 特別版は、DVDを視聴するパスワードをインターネット経由で取得する技術を導入しており、視聴者をKDDIのサイトへ誘導する狙いもある。

 パスワードを取得して、auのサイトへ誘導する仕組みは、ITベンチャーのヴィジョネア(東京都渋谷区)が開発した「DVDマジック」という技術を採用している。これにより携帯のネット接続サービスの利用促進を図る。

 DVDの制作費を負担したKDDIは、熱烈なファンが多い「24」の効果により、他社からau携帯電話への乗り換えや、端末の買い替え増加に期待する。

 一方、20世紀フォックスは、DVDの主力商品である「24」の認知度を高め、販売やレンタルの需要を増大させるキャンペーンと位置づけている。

 このDVDは、全国の「auショップ」や、トヨタ自動車の販売店に併設した携帯販売網「PiPit(ピピット)店」で無料配布される。両社は、今後も映像ソフトと携帯電話を組み合わせた販売促進策を検討していくという。
(2007.9.30/フジサンケイ ビジネスアイ)
[PR]

by fbitnews2006-6 | 2007-10-01 04:09 | 周辺機器  

<< ソフトバンク、携帯電話で健康管理支援 インフォシーク、 ウェブ検索を... >>