JCOM、有料番組視聴で募金に参加するサービス基盤を無償提供


 ジュピターテレコム(JCOM)は有料番組の視聴を通じて募金に参加するサービスの基盤を、地域の民間非営利団体(NPO)や環境保護団体に開放する。地元の活動を支援したい住民と団体との仲介役になり、地域活性化に貢献していく。ただ募金は人々の善意で成り立つもの。同基盤の利用提案は一つ間違えると押しつけとの印象を与えかねない。このため「積極的に活用してもらいたい」(広報部)としながらもPRはひかえ気味で、団体からの活用の申し出を待っている。
 JCOMの募金サービス「募金オンデマンド」は、ケーブルテレビ(CATV)回線を通じて好きな時間に見たい番組を視聴できるビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスの中で提供。募金専用番組を加入者に視聴してもらい、視聴料収入を団体に寄付する。視聴者は外出せずに家から簡単に募金ができる。団体にはサービス基盤を無償で提供し、視聴手数料なども徴収しない。
 新潟県中越沖地震の募金では視聴料525円、1050円、3150円の3番組を用意。8月末時点で1167件、計約126万円の義援金が集まった。
 地域の団体が同募金基盤を活用する目的としては、植林や文化財保護、子供音楽祭といった活動の資金調達を想定。営利目的でないかどうかなどを審査した上で活用を認めていく。
 募金番組の認知度を引き上げる取り組みも進める。VODサービス刷新に併せてトップ画面にバナーを表示するなど募金番組へのアクセスを改善する。
 一般の商品やサービスと異なるだけに、事業目標は特に定めていない。「地域密着で展開するCATV事業者のCSR(企業の社会的責任)活動の一環として取り組む」(同)方針だ。
(2007.9.24/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-09-24 11:34 | インターネット総合  

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