三洋電、携帯電話事業売却で京セラと最終交渉へ



三洋電機<6764.T>は携帯電話事業の売却に向け京セラ<6971.T>と最終交渉に入る。複数の関係筋が14日、明らかにした。売却額は数百億円程度の見通し。経営再建中の三洋は、売上高で最大の携帯事業を切り離すことで事業の「選択と集中」を進める。実現すれば、国内の携帯電話機メーカー同士による初の事業統合になる。
 三洋の携帯電話事業は、連結売上高の約15%(2006年度実績)を占める最大事業部門だが、06年度は営業赤字。7月末には07年度の年間販売見込みを1250万─1260万台から1100万台へ下方修正すると発表するなど不振が続いている。ただ、三洋は、米携帯電話サービス大手のスプリント・ネクステルに携帯端末を供給しており、国内メーカーとしては海外で比較的強い顧客基盤を持つ。
 京セラは国内ではKDDI<9433.T>などに携帯電話を納入しているほか、2000年に米クアルコムの携帯電話機事業を買収し、北米市場に参入した。ただ、北米市場では苦戦が続いており、三洋の携帯電話事業を買収することで同市場での強化を狙う。
 売却先候補としてはシャープ<6753.T>も浮上していたが、業界筋によると「金額など条件面で折り合いがつかなかった」という。
(2007.9.14/ロイター)
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by fbitnews2006-6 | 2007-09-14 19:48 | 周辺機器  

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