NEC、異種の無線タグに対応するマルチリーダーライター開発


 NECは6日、無線識別(RFID)タグで主要な三つの周波数と全世界の主要プロトコル(通信手順)に対応したマルチリーダーライター(タグ情報の読み取りと書き込みの両方ができる装置)を世界で初めて開発したと発表した。08年度中に専用LSIを製品化し、RFIDマルチリーダーライターの小型・低価格化を加速。店舗や施設などの据え置き型端末のほか、パソコンや携帯電話、ゲーム機などへの実装も目指す。
 開発したのは一辺が10数センチメートルの箱型の試作機。周波数は13・56メガヘルツ、UHF帯(952メガ―954メガヘルツ)、2・45ギガヘルツの三つに対応。通信可能なRFIDタグは6種類。内訳は13・56メガヘルツが「IコードSLI」と「タグ・イットHF―I」。UHF帯が「EPCグローバル・クラス1Gen2」と、経済産業省の肝いりで開発した「ミュー―チップHibiki」。2・45ギガヘルツが日立製作所の「ミューチップ」および、NECと東洋製缶が共同開発した「容器タグ」になる。
 異種のRFIDタグの情報を1台のリーダーライターで読み書き可能。新たなRFIDが登場した場合でもリーダーライターを交換することなく、ネットワークを介してソフトウエアを追加搭載することで簡単に機能を付加できる。(2007.9.7/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-09-07 11:56 | 周辺機器  

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