携帯各社の競争“新ステージ” セキュリティー強化




 ■機能高度化で増す重要性

 携帯電話各社が端末関連のセキュリティーサービス強化に相次ぎ乗り出した。ウィルコムは4日、端末紛失時に機能をロックするサービスを24時間対応に拡充すると発表した。ソフトバンクモバイルは今年3月に法人向けで開始した「安心遠隔ロック」サービスを、1日から個人向けのオプションメニューとして追加した。携帯電話で買い物や交通機関の利用ができるようになるなど、端末機能の高度化が進む中で、セキュリティーサービスの充実を求める声が強まっていた。

 ウィルコムは今年3月に、端末を紛失した場合にサービスセンターへ電話すれば、機能をロックし情報漏洩(ろうえい)などを防止できる法人向けの「リモートロック代行サービス」を始めた。ただ、サービスの利用は平日、土曜日の定められた時間帯に限られていた。

 ウィルコムの加入契約は情報漏洩に厳しい法人が4割を占める。このため、法人を対象としたサービスを開始したが、「いつでも利用できるようにとの要望が多く、24時間対応に変えた」(総務部)という。

 ソフトバンクモバイルのサービスももともと法人向けだったが、「個人の要望も強く、他社も一般にも展開している」(広報室)ため、第3世代携帯向けの「スーパー便利パック」のメニューに、月額498・75円の料金据え置きで追加した。

 昨年5月にNTTドコモが業界に先駆けて、端末を紛失した場合に、オペレーターに連絡すれば時間をおかず機能をロックする「おまかせロック」を開始。今年に入り3月にはソフトバンクモバイルが「安心遠隔ロック」、4月にはKDDIが「安心ロックサービス」を相次いで導入していた。

 携帯電話は、情報端末として今後も大幅な機能強化が予想される。セキュリティーサービスの拡充は、携帯電話各社の新たな競争の舞台となりそうだ。
(2007.9.5/フジサンケイ ビジネスアイ)
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by fbitnews2006-6 | 2007-09-05 15:42 | 周辺機器  

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