NTT、次世代ネットサービスを来年3月から東京・大阪で開始


 NTT、NTT東西地域会社が次世代ネットワーク(NGN)で提供するサービスの基本方針が明らかになった。08年3月からまず東京、大阪など大都市圏で始める。料金は既存の光回線サービス「Bフレッツ」、「フレッツ光」と同水準とする見込み。NGN特有の付加価値型サービスは順次追加。当初から高額サービスで提供するよりも、利用者の負担感を軽減することを優先する。NTT東西間でばらばらだったサービスの名称やメニューも統一し、利用者に分かりやすい形で提供する。
 NTT、NTT東西は10月までに詳細な内容を固め11月に公表する。同時に総務省に対して活用業務の認可申請など一連の手続きも行う。当初は08年初頭にもサービス開始を検討したが、手続きには4カ月程度かかる見通しで、商用サービス開始は3月となる。
 NTTグループは基幹網をIP(インターネット・プロトコル)化して提供するNGNと、アクセス回線を高速大容量化する光回線をセットで提供する方針。NTTは2010年度に光回線を3000万世帯に普及させる目標を掲げている。
 NGN開始でユーザーが負担する料金が高額化することになれば、光の普及目標の達成に悪影響が及びかねない。そこで通信速度は毎秒最大100メガビットで、料金は「Bフレッツ」の場合、現行と同水準(戸建て向けで月額5460円、集合住宅向けで同2625―3675円)か現行よりわずかに上乗せする見込み。
 当初提供するのはIP電話「ひかり電話」の高音質版やテレビ電話サービスの高画質版といった既存サービスの延長にあるものにする予定。NGNならではの品質制御機能を実感できるハイビジョン映像の有料配信サービスなどは商用化第2弾として位置付ける。
 販売手法もNTT東西に申し込む形だけでなく、インターネット接続事業者(ISP)が窓口となってNGN回線とISP料金を一括回収する手法の採用も計画する。
(2007.8.24/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-24 16:19 | インターネット総合  

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