Webページを30個のタブで開いた──各ブラウザのメモリ使用量は?




 「○○ブラウザは軽いよね」とか「××ブラウザは動作が重い」とか、Webブラウザの悩みは尽きない。Internet Explorer(IE)7を使っている筆者も、「あまりタブを開きすぎると、動作が遅くなるのではないか」という懸念から、開いたタブをいちいち閉じたりしていた。



 タブを開くと一体どれくらいのメモリを食うのか──。メモリの使用量と動作の軽い、重いは必ずしも関連しないが、何らかの指標になるかもしれない。さっそく実験してみた。

マシン   実験環境ブラウザ
マシン:Thinkpad X41OS:Windows XP SP2メインメモリ:1536Mバイト   Internet Explorer 7(アドオンなし)Firefox 2.0.0.6(セーフモード)Opera 9.20

 実験環境はThinkpad X41。セキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター」以外の常駐ソフトはすべてシャットダウンし、対象のブラウザをそれぞれ起動。ブラウザの起動前と起動直後、それから30ページをタブで開いた後のメモリの消費状況を比較した。ちなみに30ページは、8月22日付けBiz.IDトップページのTOPSTORYから下に向かって記事を30件開いた。

 まずIE7だ。起動前は509Mバイトだったが、直後は526Mバイトと17Mバイト増加。30ページ開くと656Mバイトになった。起動直後に比べて130Mバイトの増加。1ページあたり約4.33Mバイトとなる計算だ。起動前と比較すると、147Mバイトの増加となっている。


 続いて、セーフモードのFirefox。起動前は510Mバイトだったが、直後は528Mバイトと18Mバイト増加。ここまではIE7と同水準だ。30ページを開くと593Mバイトなので、起動直後と比較すると65Mバイトの増加。起動前と比較して83Mバイトの増加にとどまった。1ページあたり約2.17Mバイトで、IE7と比べると約半分の使用量だった。

 最後にOpera 9.20。起動前は512Mバイトだったが、起動直後は543Mバイトに増加。すでに31MバイトとIE7、Firefoxと比較しても最もメモリ使用量が多いようだ。続いて、30ページを開いてみると632Mバイトに達した。起動直後と比較すると89Mバイト、起動前からは120Mバイトの増加。1ページにつき約2.97Mバイトとなった。IE7よりは少ないが、Firefoxよりはメモリの使用量が多かった──というわけだ。

 結果としては、Firefoxが最もメモリ使用量が少なかったわけだが、今回の実験に使ったのは機能拡張などのアドインをインストールしていないセーフモードのFirefoxであることに留意したい。そういう意味では、もともと多機能なOperaは意外と健闘した──と言えそうだ。

 ちなみに同じ環境でWindows標準の「電卓」を起動させた場合、メモリの使用量は2Mバイト。テキストエディタの「秀丸」は3Mバイトだった。起動直後のメールソフト「Outlook 2003」は30Mバイト、「Thunderbird 2.0.0.4」は20Mバイトだった。このあたりがブラウザの起動直後と同じくらいと考えてよさそうだ。Office 2003だとメモリ消費量の少ない順にExcel(5Mバイト)、PowerPoint(17Mバイト)、Word(23Mバイト)となった。いずれも新規作成の状態で、個人的にはやや意外な結果になった。

 また、どちらかというと“重い”といわれるアドビシステムズの「Photoshop Elements 4.0」は起動直後で59Mバイト、同じく「Premiere Elements」は110Mバイト。30ページ開いたときのブラウザと同等、もしくはやや少ない消費量のようだ
(2007.8.23/ ITmedia Biz.ID)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-23 14:40 | インターネット総合  

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