クマゼミが光ケーブルに産卵 通信遮断の被害続出




 大阪など西日本地域に多いクマゼミが、光ファイバー通信の家庭用ケーブルに産卵しようとして穴を開け、通信を遮断してしまう被害が多発している。NTT西日本では、新規契約者から改良型ケーブルを使用して対応している。
 クマゼミは直径約1ミリの太さの硬い産卵管を使い、枯れ枝などに穴を開けて産卵する。光ファイバーケーブルの幹線から枝分かれしている家庭用の引き込み線は、光ファイバーの心線をポリエチレンの黒い被膜で覆ったもので、クマゼミはこれを枯れ枝と間違えて産卵するらしい。心線が傷つけられたり、穴から水がしみ込んだりして断線するという。
 NTT西日本によると、クマゼミの産卵による同社の事業エリア全体の被害は一昨年、昨年とも約1000件に上る。
 同社は一昨年まで表面に溝のあるケーブルを利用していた。セミがこの溝に産卵管を刺すため、昨年から溝をなくしたケーブルを導入。今年はさらに中の心線を樹脂の防護壁で挟む改良型を採用しセミ対策を強化した。
 ただ、新規の契約者には新しいケーブルが使われるが、以前からの利用者のケーブルを新しいものに取り換えるわけではない。
 セミの季節を迎え、同社広報室では「古いケーブルすべてを新しいものに代えるのは難しい。今年どれだけ被害が出るかはセミにきいてみないと…」と話している。
(2007.8.14/産経新聞)
[PR]

by fbitnews2006-6 | 2007-08-14 14:19 | インターネット総合  

<< Sunのオフィススイート日本語... トライオン、セカンドライフでe... >>