Google News、記事の当事者のコメントを掲載する実験を米国で開始






 米Googleは7日、「Google News」の中に、ニュースで扱われている当事者によるコメントを掲載する実験を開始したと発表した。

 Google Newsはこれまで、ニュースサイトから収集したニュースをアルゴリズムによって分類して表示しているだけであり、Google独自のコンテンツを掲載することはしていなかった。今回の発表は、Googleが独自に編集したコンテンツではないものの、ニュースに情報を付け加える作業をGoogleが人的資源を投入して開始するという点で注目すべき動きと言える。

 もし自分があるニュースでとりあげられていて、それについてさらに詳しいコメントや反論など、何か言いたいことがある場合、Google Newsが指定した「news-comments@google.com」にメールすることができる。メールにはコメントの全文、コメントの対象となっているニュース記事、氏名、肩書、所属組織などの詳細な連絡先、メールアドレスが本人であると確認するための方法を明記するよう求めている。

 特にこの実験では、コメントした人物が実際にニュースの中で扱われている「本人」であることを確認することが鍵となる。Googleにしては珍しいことに、同社はこの作業をコンピュータ任せにはせず、実際にコメント著者と連絡をとることによって確認する意向だ。その方法はケースによって異なるとしているが、コメント著者が連絡してきた組織に直接連絡したり、ジャーナリストと協力して作業を行なうなどの方法をとることが検討されている。

 なお、コメントが「ノーコメント」である場合やコメントの内容が別の記事中で既に引用されている場合、コメントの内容が暴力や憎しみを助長する内容である場合など、Googleがコメントを掲載しない場合もあると説明している。

 実験は今回、米国のGoogle News限定で開始されたが、将来的には他の国や言語のGoogle Newsでも行なうことを検討している。
(2007.8.9/Impress Watch)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-10 03:19 | インターネット総合  

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