AMD の『Barcelona』対応を進める主要 OS




AMD (NYSE:AMD) は、4コア版『Opteron』プロセッサ (開発コード名『Barcelona』) のリリースに先立って、x86 アーキテクチャ用 OS の大手ベンダー各社が、自社 OS の Barcelona 対応を進めていると発表した。Barcelona は8月中にシステムベンダー向けの出荷が始まる予定で、9月には同プロセッサを使用した製品が顧客の手に届く見通しだ。

Microsoft (NASDAQ:MSFT)、Novell (NASDAQ:NOVL)、Red Hat (NYSE:RHT)、Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) および VMware は、Barcelona で強化したパフォーマンスおよび電力管理機能を十分に活用するため、それぞれの OS 製品、ツール製品、ミドルウェア製品において、同プロセッサに対応した。

Barcelona に最適化する OS は、Microsoft の『Windows Server 2003』および『同 2008』、Novell の『SUSE Linux Enterprise Server』(SLES)、『Red Hat Enterprise Linux』(RHEL)、Sun の『Solaris 10』、『VMware ESX Server』だ。これらの製品には、年内に Barcelona の技術を利用するためのアドオンが準備される。

AMD の商用製品マーケティング担当ディレクタ Margaret Lewis 氏は、取材に対して次のように語った。「当社は、既存のソフトウェアと互換性を持つようプロセッサを開発している。エコシステムの混乱は誰も望まない。次に考えるべきは『新しいプロセッサを活用するために、OS にはどのような最適化が必要か?』ということだ」

同氏によると、AMD が考えるソフトウェアの最適化には、3つの側面があるという。1つめは、タスクのスケジューリングなど、プロセッサの性能を可能な限り引き出すためのパフォーマンス調整だ。


次に、Barcelona の省電力性を最大限に高める電力最適化技術『PowerNow』への対応だ。そして3番目が、同社の仮想化技術『AMD Virtualization』(AMD-V) およびネステッド ページテーブルへの対応だ。AMD-V は、AMD のプロセッサが備えるハードウェアレベルの仮想化支援技術で、ネステッド ページテーブルは、仮想マシン間の切り替えにともなう負荷を軽減する技術だ。

Lewis 氏は次のように述べている。「当社の設計目標は、仮想世界のアプリケーションを、できるだけネイティブ空間に近い形で動かすことだ。ユーザーは、アプリケーションが仮想化環境においてより効率的に動作するのを、改めて目にすることになる」

(2007.8.9/japan.internet.com)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-09 15:24 | 周辺機器  

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