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ニフティ、企業と顧客とのコミュニケーション活性化を支援


 ニフティはBツーC(対消費者)事業を手がける法人向けのサービスを強化する。一般向けコミュニティーサービスの技術を応用し、企業と顧客とのコミュニケーション活性化を支援。第1弾として8月中にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)と地図・地域ガイドサービスを投入する。インターネット利活用事業の拡大の一環として取り組み、現状10%強で推移する同事業の売り上げ構成比を引き上げる。
 ニフティは法人向けサービスを企画・開発するビジネスコミュニティ部と、同サービスを販売するコーポレート営業部を4月に設置済み。投入するSNSでは、商品やサービスの評価を利用者が書き込める機能を企業のホームページ(HP)に提供する。同社の一般向けSNSに各企業のSNSの最新情報を掲載し、新規顧客も誘い込む。
 地図・地域ガイドは飲食業など多店舗展開型の企業の利用を想定。地図サービス内に店舗のロゴマークを表示し、店舗側が最新情報を掲載したり、利用者が感想を書き込んだりできるようにする。書き込み内容は消費者に広く公開し、店舗の集客につなげる。
 サービスにあたっては公序良俗に反する書き込みをニフティ側で監視・削除する機能を標準提供。企業と消費者双方が安心して利用できるようにする。
 総務省はSNSなどの活用により、消費者の企業に対する評価が高まるという調査結果をまとめている。同社はパソコン通信のフォーラム運営などを通じて約20年前からコミュニティーの活性化ノウハウを蓄積してきた。今後は顧客との情報交換用の無料メール機能などの提供についても検討する。(2007.8.7/日刊工業新聞)

by fbitnews2006-6 | 2007-08-07 11:49 | インターネット総合  

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