対策ソフトにより検出率が異なるWinnyウイルス、ベンダー間で2割の開きも




 ネットエージェントは8月1日、Winnyを通じて感染を広げるWinnyウイルスに関する調査リポートを公開した。この調査によると、ウイルス対策ソフトによってWinnyウイルスの検出率が異なるという。

 Winnyウイルスは、感染したPC上のメールボックスや画像などのファイルをZIP形式の圧縮ファイルにしてWinnyネットワーク上に流出させるAntinnyがよく知られている。同社の調査では、Antinny系ウイルスにより作成されたと考えられるZIPファイルを対象にそこに含まれる実行形式のファイル1860個を収集、国内外5種類のウイルス対策ソフト(商用3種類、非商用2種類)でスキャンを実施した。調査期間は、2007年5月25日から2007年7月24日までの約2カ月間。

 検査の結果、対策ソフトで検出されたファイルとネットエージェントがウイルスと判定したファイルを合計した360個が、ウイルスファイルとして検出された。

 この中で、2社の商用ウイルス対策ソフトの検出率を比較すると、国内ベンダーA社のソフトがファイル360個中、298個をウイルスファイルとして検出、約82%の検出率である一方で、国内ベンダーB社製ソフトは216個を検出して約60%の検出率だった。対策ソフトによって検出率が2割近く異なることになる。

 また、A社対策ソフトは検知したウイルスのうちの約31%をAntinnyとして検出、B社対策ソフトの場合は約90%だった。ベンダーA社の海外無料対策ソフトの場合、約89%の確率でウイルスファイルを検出し、そのうちの約56%をAntinnyとして検出した。

 さらに検出されたウイルスの中には、Winnyウイルスのほかにも、トロイの木馬やその他ウイルスが含まれている。

(2007.8.2/ITmediaエンタープライズ)
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by fbitnews2006-6 | 2007-08-02 19:56 | インターネット総合  

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