ウィルコム、企業向け固定・PHS間通話定額サービス開始


 ウィルコムは07年内にも法人を対象に企業のオフィス内のPHS、固定電話と外出先のPHS間の通話を月額定額で通話し放題とする新サービスを始める。企業と同社のPHS回線網間を専用線で結ぶことで、NTT東西地域会社などの回線を経由しない接続を確保し実現する。携帯電話やPHSと固定通信間で定額化を実現するのは通信業界で初めて。携帯電話業界ではソフトバンクモバイル(SBM)が夜間を除く通話定額サービスで中小企業を獲得。ウィルコムは固定通話を含めた通話定額で対抗する。
 「03」や「06」などで始まる固定電話からPHSや携帯電話への通話は、通常NTT東西など固定電話事業者の回線を経由して接続する。このため通話時間に応じた接続料が発生し、これが固定から携帯電話への通話定額の実現を困難にしていた。
 ウィルコムは企業がオフィスに設置する構内交換機(PBX)と、同社が全国約1000カ所に設置する交換局バイパス装置(ITX)を光ファイバーなどによる専用線で結節。固定通信網を介さずに直接自社のPHS回線網に接続する。これにより接続料負担をなくし、固定からPHSへの通話定額を実現する。
 同社はすでにPHS間の通話については24時間完全定額化を実現している。これに企業内の固定電話からPHSへの通話定額を加える料金プランを年内に投入する。
 具体的な料金設定は今後固めるが、企業が負担する通話料金の大幅な引き下げが実現する見込み。
 競合関係にある携帯電話業界も、個人向け市場の飽和化により法人市場の開拓を本格化させている。同社は携帯業界に先行して新サービスを投入し攻勢をかける。
(2007.7.30/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-07-30 11:56 | 周辺機器  

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