携帯の新機能、アウトドア志向・GPS強化や防水


 KDDI(au)やNTTドコモなど携帯電話各社が携帯電話の利用場面を広げる取り組みを加速している。全地球測位システム(GPS)機能を強化したり防水機能を付けたりして、海や山などアウトドアでの使い勝手を高めている。携帯電話の契約数が1億件に迫り市場が飽和するなか、これまでと違う使い方を提案することで新しい顧客層の開拓や既存顧客のつなぎ留めを狙う。

 auは今夏発売の新機種に通信機能とは独立して作動するGPSを搭載、通話圏外でも位置情報を使ったサービスを提供できるようにした。携帯電話のGPSは従来、携帯用基地局の位置情報と組み合わせて位置を測定していたため、携帯を利用できる範囲内でしか使えなかった。

 auは新しいGPS機能を使って「EZガイドマップ」を開始。事前に地図をダウンロードしておけば、山や海など電波の届きにくい場所でも自分の位置を確認できる。登山時に目的地までの道案内をしたり、写真を撮るのに適した景色のよい地点を紹介したりするサービスも提供する。ハイキングや登山が趣味の中高年層を開拓する。地震などの災害で通話できなくなったときでも、自宅まで道案内するといった使い方も可能だ。

 NTTドコモは8月に発売する中高年向け携帯電話「らくらくホン4」にGPS機能を搭載する。家族が高齢者の外出先を把握したり、外出先で自分の居場所を簡単に知らせたりできる。らくらくホン・シリーズは4月に累計販売台数が1000万台を超えた。「安全・安心」の機能を高め、一層の顧客拡大を目指す。
(2007.7.30/日本経済新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-07-30 08:56 | 周辺機器  

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