携帯電話 リサイクルが停滞 「思い出」で保存する人多く





 携帯電話・PHSのリサイクルが停滞している。通信業界の調査では、回収台数は統計を始めた00年度の1361万台をピークに減少傾向が続き、06年度は662万台と半減した。携帯端末の多機能化が進んだことで、通話をしなくなっても電話帳や目覚まし時計として使ったり、写真やメールを「思い出」として保存する入れ物として残しておくケースが増えたためだ。
 今年5月の調査では、使わなくなった携帯を手元に残す理由は、「コレクション・思い出」が35%で最多。処分後も、電話帳(14%)▽目覚まし時計(16%)▽デジカメ(5%)として使う人も多い。ダウンロードで購入した音楽やゲームが、著作権の問題で新端末に引き継げないことも、リサイクルの妨げになっている。一方、「なんとなく」(22%)▽「専売店に持ち込むのが面倒」(6%)という回答も多かった。
 携帯電話は、機種変更・解約時などに専売店が引き取り、リサイクルする。携帯端末には、金・銀・銅など希少金属が含まれるほか、プラスチックなどの金属以外の素材も再資源化が可能で、リサイクルのメリットが大きい。リサイクル事業の収支は黒字という。
 通信業界は、昨年末から一部の量販店に回収ボックスを設置するなど、リサイクルの「てこ入れ」を始めた。最大手のNTTドコモは6月、業界で初めて、コンビニエンスストア「ampm」の一部店舗にもボックスを設置した
(2007.7.5/毎日新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-07-05 15:29 | 周辺機器  

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