FNETS、5ギガヘルツ帯無線LANでBWAシステムの実証実験に着手



 富士通ネットワークソリューションズ(FNETS、川崎市川崎区、長富紘社長、044・210・6600)は7月、大分県佐伯市の蒲江地区と海を隔てて約3キロメートル離れた屋形島間で5ギガヘルツ帯の高出力無線LANを用いたブロードバンド(高速大容量通信)の実証実験に着手する。08年3月までの期間、ブロードサービスの提供が困難な離島でブロードバンド・ワイヤレス・アクセス(BWA)システムの適用性や実用性を検証。関連製品の開発を並行して進め、同年1月にも販売を開始する。

 実証実験はケーブルテレビ局と光ケーブルで結んだ蒲江地区の基地局と屋形島の中継局、中継局と屋形島内の住宅をBWAで接続。5ギガヘルツ帯電波の海上伝搬特性や伝搬範囲、通信回線二重化について検証する。また防災・災害放送、IP電話を提供する「IP告知放送・電話システム」や海上の状況を監視する「IPライブカメラ」、行政情報のビデオ・オン・デマンド(VOD)配信サービスなどもテストする。

 FNETSはワイヤレスシステムの専門家28人で組織する「ワイヤレスビジネス推進室」を2月に新設。今回の実験は同推進室が取り組む初の実験になる。(2007.6.14/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-06-14 14:34 | インターネット総合  

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