NTTCS研、こども語辞書をサイト上に構築-年度内完成目指す



 NTTコミュニケーション科学基礎研究所(CS研)協創情報研究部自然言語研究グループの小林哲生研究員らは、NTTレゾナント(東京都千代田区、和才博美社長、03・5224・5500)と連携し、生後3歳までに覚える言葉や文章を年齢別・単語別に検索できる「こども語辞書」をサイト上に構築する。無料サイトとして公開を予定し、07年度中の完成を目指す。

 「こども語辞書」は3歳以下の子どもの習得言語や覚えた時期などをサイト上で検索、表示するサービス。現在、NTTレゾナントが運営する子づくり・育児支援サイト「gooベビー」の会員を対象に、赤ちゃんが覚えた単語や文章、しゃべり始めた時期など「こども語」のデータを募集。同サイト内に子どもの言葉の成長を記してもらうコーナーを設け、会員にその情報を随時投稿してもらう。それらを年齢別、単語別に整理・解析して辞書データベースを作成する。

 作成した辞書は赤ちゃんの言語習得の進ちょく確認や年齢に応じた語りかけの指針、親子間の会話の促進に活用できる。将来は自閉症や言語発達遅延など発達障害のスクリーニング、方言の習得にかかわる調査・研究などの応用も視野に入れる。

 同研究グループは子どもの言語獲得研究を進めてきた。近年はこれまでの知見を生かしてNHK教育テレビの赤ちゃん向け番組に映像コンテンツを制作するなど、研究成果の実用化を加速している。今回の辞書サイトの作成はそうした取り組みの一つになる。
(2007.6.13/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-06-13 13:02 | インターネット総合  

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