<デジタルカメラ>各社が強気の出荷計画




 デジタルカメラ市場の拡大を背景に、家電・カメラメーカーなどデジカメ各社が強気の出荷計画を立てている。国内デジカメ8社の07年度出荷計画は、前年度比19.3%増の計9480万台。とくに、一眼レフなど収益性が高い商品を強化する動きが目立ち、高級機種の開発と絡めた販売競争が一段と激化しそうだ。
 カメラ映像機器工業会によると、4月のデジカメ出荷台数は前年同月比41.5%増の865万台。9割近くが海外輸出向けで、海外のデジカメ市場の拡大はなお加速していることをうかがわせている。
 商機を逃すまいと、強気の姿勢が際立っているのが松下電器産業とソニーだ。松下は、手ぶれ補正機能付きで人気の「ルミックス」シリーズを柱に前年度比49.9%増の1100万台を計画。コニカミノルタからデジカメ事業を引き継ぎ「α100」で一眼レフ市場に昨年参入したソニーも今年度、コンパクトカメラを含め同14.9%増となる2000万台超の出荷を見込んでおり、最大手のキヤノンを猛追する。
 デジカメはここ数年、競争激化で販売単価が下落しており、収益性の確保が課題。各社は、コンパクトカメラでは1000万画素クラスの高精細タイプや人物の顔にピントなどを合わせる「顔認識機能」など高性能商品を投入して価格の維持を図っている。
 一方、キヤノン、ニコンの2強の独占状態だった一眼レフ市場では、キヤノンが前年度比50万台増の300万台、ニコンも同116万台増の250万台の出荷を計画し、さらなるシェア拡大を狙う。ただ、高い収益性は魅力で、各社が続々と参入。オリンパスは今年度に3機種を投入し一眼レフの出荷台数を50万台に倍増させる計画で、菊川剛社長は「一眼レフ分野で3強と呼ばれるようになりたい」と意気込む。富士フイルムやペンタックスも一眼レフに注力しており、消費者の選択肢も広がりそうだ
(2007.6.9/毎日新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-06-09 06:17 | 周辺機器  

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