新型W-ZERO3に早くもビジネスツールが多数登場





 ウィルコムが6月6日に発表したW-ZERO3シリーズの最新モデルAdvanced/W-ZERO3[es]は、すでに新日本石油グループの新日石トレーディングが導入を決め、ビジネス端末としての展開が始まった。Advancedは、Windows Mobile 6を搭載する最新のOS環境ながら、すでにビジネス端末として利用することできる対応製品が登場している。



●10万円近いコスト削減

 マーステクノサイエンスは、流通や医療業界向けにRFIDのハンディリーダ/ライタ「HRI-1200」シリーズを開発した。HRI-1200シリーズは、Advancedおよび旧[es](W007SH)にミニUSBまたはBluetoothで接続する。

 本体にはバッテリも内蔵され、電源の取り回しが難しい環境でも長時間駆動を実現する。荷品に添付したRFIDタグの情報を、PHS回線やAdvancedであれば無線LANも利用してリアルタイム処理できるメリットがある。HRI-1200シリーズは、7月下旬の発売を予定する。

 アイメックスは、Bluetooth対応のバーコードスキャナ「BR430BT」を発表した。同機は携帯電話やPDAなどの一部機種でも利用でき、アイ・ビー・エス・ジャパン製などのBluetoothアダプタと接続したAdvancedにも対応する。同社ではAdvancedとの対応により、流通や小売業界での利用を目指すという。

 2社ともスマートフォン端末を利用することで、1台当たりの端末コストが業務用ハンディターミナルよりも10万円近く削減できると説明する。ただし、スマートフォンは防滴や耐衝撃性に難点があるため、屋外での使用の多い物流業界などへ展開するには課題が残るという。

●新型も守る


 セキュリティベンダーのウティマコ セーフウェアは、モバイル端末向け認証/データ暗号化ソフト「SafeGuard PDA」がWindows Mobile 6に対応したと発表した。SafeGuard PDAは、パスワード認証やピクチャー認証などの認証機能と外部メディアを含めたデータの自動暗号化/復号化機能を備える。

 Windows Mobile 6は、外部メディアの暗号化機能をOSの標準機能をして搭載する。同社は、「企業ニーズとしてはデータ全体の保護が求められる。またセキュリティポリシーを強制できるため、新しい端末でも当初より安全を提供できるだろう」と話している。

 マカフィーは、モバイル端末向けに提供するウイルススキャンサービス「マカフィー・ウイルススキャン・モバイル」がAdvancedに対応した。同サービスは、端末1台当たり月額315円で利用でき、モバイル端末内のリアルタイムスキャンや自動更新が行える。

 日立製作所は、Windows Mobile向けのIPSec VPNサービス「DOVPN」とリモートデスクトップサービスの「DoMobile」で、Advancedへの対応を表明した。

●ビジネス端末化を支える

 アイ・オー・データ機器は、Advancedに対応した周辺機器3製品をリリースした。3製品は、USB型GPSユニットの「USBGPS2/WS」とUSB変換コネクタの「USB2-C2」、USBシリアル変換アダプタの「USB-RSAQ5/WS」となる。

 USB-RSAQ5/WSは、バーコードスキャナやPOS端末のようにシリアルインタフェースを利用する業務用機器とAdvancedを接続する。USB2-C2は、フレキシブル構造のため、コンパクトサイズのAdvancedの機動性を損なわない周辺機器との接続を可能にする。

 USBGPS2/WSは、低消費電力と高感度受信が特徴の米SiRF TechnologyのGPSエンジンを採用する。Advancedには、ナビタイムジャパンのナビゲーションアプリ「NAVITIME」がプリインストールされているため、Advancedの高精細なWVGA画面を活かして詳細情報を表示したルート案内サービスを利用できるという。

(2007.6.8/ ITmediaエンタープライズ)
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by fbitnews2006-6 | 2007-06-08 18:40 | 周辺機器  

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