「韓国のGoogle」、国際進出を目指す

韓国でNaverを運営するNHNは今年、日本で検索エンジンのテストを開始する。中国やベトナムへの進出も考えている。

 韓国の最大手WebポータルNHN Corp.は、国際的なプレイヤーになる役に立つのであれば、インターネット企業の買収、あるいは競合企業への身売りを模索するかもしれない。同社CEOのチャー・フィヤン氏が語った。

 「高度な検索エンジン技術を持った企業の買収に特に興味がある」とチャー氏は今週、Dow Jones Newswiresの取材に応えて語った。「筋が通っていれば、買収ターゲットになっても構わない」

 NHNは売上高、検索件数ともにトップの韓国語検索エンジンを運営しており、「韓国のGoogle」と呼ばれる。同社は買収や提携を通じて世界的に勢力を拡大したい考えだとチャー氏は言う。

 「検索関連のオンライン広告はまだ揺籃期にある。検索広告とオンラインゲームは今後何年も引き続き当社の主な成長の原動力となるだろう」(同氏)

 同氏は、NHNはGoogleやYahoo!などの大手インターネット企業から買収交渉を持ち掛けられたことはないと語った。

 韓国の検索広告市場は今年7000億ウォン(7億5200万ドル)規模になる見込みで、2010年にはこれが2倍以上の1兆6000億ウォン(17億2000万ドル)に拡大する見通しと同氏は言う。

 NHNはKosdaq市場上場企業の中で最大規模で、時価総額は7兆5800億ウォン(81億4000万ドル)。同社株式の50%以上は外国人株主が保有している。同社は2000年に検索事業を立ち上げた。

 同社は第1四半期に、Web検索広告収入が前年比で85%伸びたことにより、記録的な売上高と利益を計上した。

 同社の検索エンジンNaverは韓国の最大手Webポータルであり、同国のインターネット検索の77%を占めている(KoreanClick調査)。

 かつて韓国の検索エンジンをリードしていたYahoo!は、今のシェアはわずか4.4%。Googleは2%だ。

 NHNは中国、日本、韓国で人気のオンラインゲームサイトも運営している。今月には米国でもゲームポータルを開設した。

 チャー氏は、第3四半期末か第4四半期初めに日本語サービスのトライアルを開始して、韓国での成功を日本にも持ち込みたいと語った。

 「日本は韓国と似た文化を持っている。われわれは何年もの間、日本の主要ゲームポータルであるハンゲームの運営に成功している。これが、同国での検索エンジン市場に足掛かりを築く役に立つだろう」(同氏)

 同氏は、うまくいくと分かれば、中国、ベトナムなどにも進出すると付け加えた。

 NHNの完全子会社NHN USAは今月、英語のゲームサイトを立ち上げた。300万人の登録ユーザーを有し、40種のオンラインゲームを提供している。(2007.5.24/IT Media)
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by fbitnews2006-6 | 2007-05-25 07:07 | インターネット総合  

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