ブログPRが実を結ぶ 関西学院大相撲部が「部員だけ」団体戦に
部員減で休部危機にあった関西学院大相撲部が、学生相撲大会の団体戦に久しぶりに「部員だけ」で出場する。部を紹介するブログを解説するなど、自前なPRが実を結んで部員数が増えたからだ。
全国大会で優勝経験がある古豪ながら、部員減のため休部の危機にあった関西学院大(西宮市)の相撲部が、6月3日に行われる西日本学生相撲選手権大会の団体戦に、6年ぶりに「部員だけ」で出場する。数年前には部員が1人だけの時期もあり、別の部から助っ人を頼んでいた。部を紹介するブログを開設するなど、地道なPR活動が実を結び、現在は自前で団体戦に出場可能な計5人にまで回復。かつての古豪復活に向け、熱の入ったけいこで本番に備えている。
同部は明治23年ごろに創部。昭和初期~20年代には団体戦で全国大会を通算5度制した強豪だったが、46年に西日本の2部リーグに転落してから徐々に部員が減少。少子化の影響もあり、1昨年には部員が現主将の粟村文彦さん(20)=経済学部3年=1人だけという状況に陥った。
大会にはレスリング部に助っ人を頼んで団体戦出場に必要な人数を確保してきたが、「このままではいずれ廃部になる」と危機感が募った。このため、粟村さんやOBで西日本学生横綱に輝いた実績を持つ同大職員、椿本伸明コーチ(28)らが「関西学院大学相撲部再生計画!」と題したブログを開設。PR活動を開始した。
「厳しそう」とのイメージで敬遠する学生がいることから、大きな選手が激しくぶつかりあう写真の掲載は避けて「初心者でも大丈夫」と強調。保育園児に相撲を教える様子など、大会以外の活動内容も掲載した。
ソフトPRの甲斐あって、現在までに3年生1人、2年生2人、1年生1人が相次いで入部し部員は計5人になった。粟村さんを含めて3人は大学から相撲を始めた「未経験者」だが、OBがけいこに参加して胸を出すなど、土俵に活気が戻った。
現在は週5回、しこやてっぽう、ぶつかりげいこなどで汗を流し、本番に備えている。粟村さんは「1人でけいこしているときは辛かったが、今は仲間がいて楽しい。大会では予選を突破し、昨年負けた学校にリベンジするのが目標」と意気込んでいる。(2007.5.24/IT Media)
全国大会で優勝経験がある古豪ながら、部員減のため休部の危機にあった関西学院大(西宮市)の相撲部が、6月3日に行われる西日本学生相撲選手権大会の団体戦に、6年ぶりに「部員だけ」で出場する。数年前には部員が1人だけの時期もあり、別の部から助っ人を頼んでいた。部を紹介するブログを開設するなど、地道なPR活動が実を結び、現在は自前で団体戦に出場可能な計5人にまで回復。かつての古豪復活に向け、熱の入ったけいこで本番に備えている。
同部は明治23年ごろに創部。昭和初期~20年代には団体戦で全国大会を通算5度制した強豪だったが、46年に西日本の2部リーグに転落してから徐々に部員が減少。少子化の影響もあり、1昨年には部員が現主将の粟村文彦さん(20)=経済学部3年=1人だけという状況に陥った。
大会にはレスリング部に助っ人を頼んで団体戦出場に必要な人数を確保してきたが、「このままではいずれ廃部になる」と危機感が募った。このため、粟村さんやOBで西日本学生横綱に輝いた実績を持つ同大職員、椿本伸明コーチ(28)らが「関西学院大学相撲部再生計画!」と題したブログを開設。PR活動を開始した。
「厳しそう」とのイメージで敬遠する学生がいることから、大きな選手が激しくぶつかりあう写真の掲載は避けて「初心者でも大丈夫」と強調。保育園児に相撲を教える様子など、大会以外の活動内容も掲載した。
ソフトPRの甲斐あって、現在までに3年生1人、2年生2人、1年生1人が相次いで入部し部員は計5人になった。粟村さんを含めて3人は大学から相撲を始めた「未経験者」だが、OBがけいこに参加して胸を出すなど、土俵に活気が戻った。
現在は週5回、しこやてっぽう、ぶつかりげいこなどで汗を流し、本番に備えている。粟村さんは「1人でけいこしているときは辛かったが、今は仲間がいて楽しい。大会では予選を突破し、昨年負けた学校にリベンジするのが目標」と意気込んでいる。(2007.5.24/IT Media)
by fbitnews2006-6 | 2007-05-25 07:06 | インターネット総合