取っ手つき薄型がリード、デスクトップ夏商戦序盤トップは4cm厚のPC




 すでに始まっている07年のパソコン夏モデル商戦。デスクトップの序盤戦は、NECが4月に発売した液晶ディスプレイ一体型で薄型の「VALUESTAR N」が一歩リードしている。エントリーモデルの「VN500/JG」が「BCNランキング」の5月第2週(5月7-13日)の販売台数シェア4.5%で1位を獲得。液晶ディスプレイに「取っ手」をつけたユニークな形で持ち運びが容易なうえ、本体の厚さが4cmと「薄くて液晶画面を全面に出した独自デザインが人気」(都内大手量販店店員)を呼んでいるようだ。



 「VN500/JG」は15.4型ワイド液晶ディスプレイを搭載し、サイズは幅440×高さ298.6×奥行き210.4mm。設置時の奥行きは16.3cmでA4サイズのノートパソコンより占有スペースが小さいのが特徴。キーボードやマウスはワイヤレス方式で使用しない場合は本体の下に収納できる。

 重さは4kg。本体背面には、大型の取っ手が設けられており、片手で持ち運ぶことが可能。「個室からリビングへと手軽に動かして使えることも魅力」(同)だという。また、携帯電話やCDなどを置くことができるプラスチック製のガジェットポケットが付属しており、本体と取っ手部分に取り付けて利用することもできる。

 CPUはモバイルAMD Sempron 3400(1.8GHz)、HDDが120GB、メモリは1GB。DVD-R/+Rの2層ディスクの書き込みに対応したDVDスーパーマルチドライブ、SDメモリーカード、SDHC、メモリースティック、xDピクチャーカード対応のスロットも装備する。OSはWindows Vista Home Premium。大手量販店では実勢価格が約18万円前後で販売されている。


 VALUESTAR Nは、「VN500/JG」のほかに地上デジタル放送の受信が可能な最上位機種「VN570/JG」、記録媒体がHDDとフラッシュメモリの「ハイブリッドHDD」を採用した「VN550/JG」があるが、「購入者がパソコン初心者の年配者が多く、3機種の中でもエントリーモデルを求める人が多い」(同)ようだ。

●メーカー別シェアでは富士通がトップ、NECの巻き返しなるか

 一方、デスクトップパソコンのメーカー別販売台数シェアを見ると、4月は富士通が26.9%でトップ。NECは20.9%で2位だった。1月のWindows Vista発売以降、富士通はデスクトップPC「FMV-DESKPOWER」で、1月に発売したWindows Vistaを搭載の第1弾モデル「LX」や「CE」「EK」がまんべんなく人気を集め、1月以降シェアを伸ばした。

 NECは2月からシェアが下降傾向にあるが、4月発売の「VALUESTAR N」が好調なことから5月以降はシェアを盛り返す可能性もある。富士通も4月に新コンセプトのリビングPC「FMV-TEO(テオ)」や映像の高画質化ボートを搭載した「LX」などを発売しており、「店頭ではNECと富士通が一騎打ち状態」(同)。これから本格化する夏のボーナス商戦は激しさを増しそうだ
(2007.5.22/BCN)
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by fbitnews2006-6 | 2007-05-22 20:56 | PC  

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