高速無線通信 新規2社に免許 アッカ、ウィルコム有力




 総務省は15日、次世代高速無線通信に割り当てる2・5ギガヘルツ帯の電波の免許交付方針を発表した。移動体通信向けには競争を促して市場を育てるため、NTTドコモなど既存携帯電話事業者以外の新規参入2社に周波数帯域を30メガヘルツずつ割り当てる。この結果、名乗りを上げた企業のうち、ADSL(非対称デジタル加入者線)大手のアッカ・ネットワークスと、PHS事業のウィルコムの2社が有力となった。

 一方、遠隔地などブロードバンド(高速大容量)通信が未開通の地域を解消するため、家庭など固定的利用者へ中継する事業に10メガヘルツの帯域を確保し、地域ごとに割り当てる。各地のケーブルテレビ会社などの参入を想定している。

 総務省は7月中に申請を受け付け、9月にも認定する方針。移動体通信は3年以内のサービス開始や、他社の通信網を借りて通信サービスを提供する事業者のために、設備や回線を開放する計画の策定も義務づける。

 菅義偉総務相は「従来の移動無線と異なる新サービス展開と市場活性化を期待する」と述べた。

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【用語解説】次世代高速無線通信

 ホテルや飲食店などで普及してきた固定無線LAN(構内情報通信網)サービスや第3世代携帯電話に対し、移動時も高速で音声や映像を送受信できる無線通信。総務省が平成17年に2・5ギガヘルツ帯の電波開放を決めた。4つの通信方式が提案されているが、米インテル提唱の「WiMAX」(ワイマックス)が有力で、大手通信事業者が実証実験を重ねている。ワイマックスの通信速度は、高精細な動画像を円滑にやりとりできる最大毎秒20メガビット程度となる。

(2007.5.17/産経新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-05-16 17:19 | 周辺機器  

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