キヤノン、北京五輪にらみHDTV用カメラレンズの品ぞろえ強化



 キヤノンはハイビジョンテレビ(HDTV)の放送用カメラレンズのラインアップを強化する。4月以降、3分の2型撮像素子搭載HDTVカメラに取り付ける13倍ズームレンズ、自動焦点(AF)機能を持った86倍ズームレンズを相次ぎ発売する。3分の2型撮像素子搭載HDTVカメラ用レンズ小型軽量タイプでは20倍のものに続く2機種目、AF機能を持つレンズは昨年投入した100倍のものと合わせて2機種となる。

 ハイビジョン(HD)放送普及に伴いカメラ用レンズ市場が拡大中で、特に08年開催の北京五輪中継用の需要を見込んで品ぞろえを拡充する。4月下旬には3分の2型撮像素子を搭載するHDTVカメラでの撮影用に小型13倍ズームレンズを発売する。価格は136万5000円、年間720台を生産する。ロケなど現場での使用を想定した小型・軽量設計で重量は1・59キログラム。最大40センチメートルまで接近し、焦点距離6ミリメートルで縦41・8センチ×横74・3センチメートルを撮影できる。

 9月下旬にはAF機能搭載の86倍ズームレンズを発売。価格は2010万7500円、生産台数は年間55台。独自の位相差センサーでフルHD映像に適する合焦精度を実現、モータースポーツなど高速で動く被写体も追従できる。

 現在、放送用テレビカメラのレンズは、同社とフジノンの2社が手がける。盛り上がるHDTV向け需要を取り込むため積極的な新製品開発が続きそうだ。(2007.4.12/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-04-12 19:55 | 周辺機器  

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