九大、全学にIPv6を導入-次世代環境を先駆け実現

九州大学は超高速のネットワークインフラを全学に構築する。このほど伊都キャンパス(福岡市西区)に毎秒10ギガビットの「IPv6」を導入。3年以内に箱崎キャンパス(同東区)にも同様のインフラを構築して両キャンパスを超高速回線で結ぶ。高速・大容量のデータ送受信が学内どこでも可能となる。IPv6が本格導入されるのは「日本の大学で初めて」(岡村耕二九大助教授)という。

 伊都キャンパスには日立製作所製ネットワークスイッチ「GS4000」など複数のスイッチ群を導入した。システム構築の投資額は明らかにしていない。

 現在のインターネットはIPv4が利用されている。しかしアドレスの不足や高精細画像がうまく送れないなど問題も多かった。九大は05年秋の伊都キャンパス開学を機に、今後普及が見込まれるIPv6を完全導入。次世代のブロードバンド(高速大容量通信)環境を全国の大学に先駆けて実現した。

 複数のネットワーク端末にデータを同時送信できるマルチキャスト対応も進めた。これにより高精細な動画像などを学内のどこからでも、特定の人間に送受信できる。「現時点ではアジア一のネットワークが構築できた。大学関係者全員がグローバルアドレスを持つことができ、インターネットテレビが実用化する」(同)としている。

 九大と日立製作所は05年11月から、先端分野の研究開発と人材育成で連携契約を結んでいる。

(2007.3.1/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2007-03-01 11:33 | インターネット総合  

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