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マイクロSD 人気急上昇 ミニSDとシェア逆転





 デジタル機器に使う外部記憶媒体のメモリーカード市場で、つめの大きさほどしかない超小型の「マイクロSD」カードの需要が急拡大している。登場したのは昨夏だが、携帯電話の新モデルの大半が昨秋以降、それまで主流だった「ミニSD」対応から「マイクロSD」対応に切り替わったのが主因。国内販売シェアでも今年1月「ミニSD」を逆転した。
 「マイクロSD」は、長さ15ミリ、幅11ミリ、厚さ1ミリで、「ミニSD」の約4分の1と極めて小型ながら、記憶容量は128メガバイト~2ギガバイトで「ミニ」と同水準。
 対応機種が多い1ギガの場合、3分の楽曲で336曲、ムービー動画なら約320分保存できる。専用アダプターに差し込むと、「SD」や「ミニSD」と同じ大きさになり、デジタルカメラなどにも使い回しがきく便利さが受けている。
 調査会社BCNによると、メモリーカードの規格別販売個数シェアは、昨年7月には「ミニ」が30%だったのに対し、発売間もない「マイクロ」はわずか1.5%。しかし、マイクロは10月末に10%を突破し、1月1日現在では17.9%とミニを0.2ポイント上回った。
 東京・秋葉原の家電量販店、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaによると、最も売れているのは大容量の1ギガバイト(実勢価格7000円程度)。携帯端末向けの地上デジタル放送「ワンセグ」の視聴ができる機種が続々登場したことで、「テレビ番組の録画に重宝されているようだ」(担当者)という。
(2007.2.8/毎日新聞)

by fbitnews2006-6 | 2007-02-08 11:31 | 周辺機器  

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